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Toyota City, Japan, Jul 30, 2018 - (JCN Newswire) - 7月29日(日)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・フィンランドの競技最終日デイ4がユバスキュラを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が今季2勝目を飾りました。また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)は総合3位でフィニッシュ。総合4位につけていたエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)は、クラッシュによりリタイアとなりました。
ラリー・フィンランドのデイ4は、ユバスキュラの東側エリアで2本のステージを各2回走行。デイ3で総合2位の選手に39秒のギャップを築いていたタナックは、注意深く最初の3本のSSを走行しました。しかし、トップ5タイムを記録した選手にボーナスの選手権ポイントが与えられる、最終のパワーステージでは今ラリー12回目となるベストタイムを記録し、第5戦ラリー・アルゼンティーナ以来となる今シーズン2勝目を手にしました。タナックとヤルヴェオヤはパワーステージを走り終えた直後、チーム総代表の豊田章男トヨタ自動車社長、チーム代表のトミ・マキネンと共にクルマのルーフ上に立ち、優勝の喜びを分かち合いました。パワーステージを制しボーナスの5ポイントを獲得したタナックは、ドライバーズ選手権では依然3位ですが、2位の選手との差を大幅に縮めました。また、チームはマニュファクチャラーズ選手権2位のチームとの差をわずか1ポイントに縮めました。
総合3位でデイ4をスタートしたラトバラは、2本のSSベストタイムを記録。総合2位の選手との差を2.5秒まで縮めましたが、残念ながら逆転はならず。それでも、開幕戦ラリー・モンテカルロ以来となる総合3位でラリーを締めくくりました。また、デイ3で総合4位に順位を上げていたラッピは、デイ4最初のSS20でクラッシュ。残念ながら完走を果たす事ができませんでした。なお、ヤリスWRCはラリー・フィンランドの全23本のSSのうち、18本でベストタイムを記録するなど、高速グラベルラリーにおけるパフォーマンスを証明しました。
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