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TOKYO, Dec 21, 2017 - (JCN Newswire) - 当社は、12月24日(日曜日)に秩父宮ラグビー場で行われるジャパンラグビー トップリーグの試合において、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)(注1)、株式会社TBSテレビ(以下、TBS)(注2)、株式会社WOWOW(以下、WOWOW)(注3)、北海道日興通信株式会社(以下、NIXUS)(注4)と共同で、Mobile Edge Computing(以下、MEC)を活用した大規模なスタジアムイベントにおける新たなコンテンツ配信システムの技術検証を行います。
MECとは、主に移動通信網において、基地局などに配備したサーバやストレージにデータ処理を行わせることで、コアネットワークの遅延低減や負荷分散を実現するものです。
本検証では、TBSとWOWOW、NIXUSが中心となって開発した、イベント会場の複数のライブ映像をモバイル端末などで視聴可能にする映像配信ソフトウェア「Live Multi Viewing」(以下、LMV)を当社独自の制御システムなどを搭載したMECシステム上に搭載します。会場内の複数のカメラからMECシステムに送信されるライブ映像を、会場に設置されたWi-Fiアクセスポイントを介して観客のスマートデバイスにリアルタイム配信するシステムの技術的な検証を行います。これにより、観客は様々な角度からのライブ映像や選手情報などから好みのものを視聴することが可能になります。
また、Software Defined Networking(以下、SDN)(注5)を活用するオープンなプラットフォームとして普及が進むONOS(TM)(注6)を活用したシステムの検証も同時に実施します。ネットワーク構成を柔軟に再設定できる当社のネットワーク管理機能などを追加したONOS(TM)を用い、観客数の増加に合わせたWi-Fiアクセスポイントの増設と、それに伴うネットワーク構成の再設定を迅速に行うことで、観客数に応じた柔軟なネットワークを実現する検証を行います。
当社は、今後、本イベントでの検証結果を活用し、MECを活用したスタジアムにおける新たな観戦スタイルの創出を検討していきます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/12/21-1.html
概要:富士通株式会社
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