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TOKYO, Dec 8, 2017 - (JCN Newswire) - 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、南アフリカ共和国の電力会社であるエスコム社(Eskom Holdings SOC Ltd.)が建設を進めるメデュピ(Medupi)発電所(注1)向けボイラーにおいて3基目の引き渡しを完了し、同ボイラーの商業運転が開始されました。2007年に受注した総発電出力960万kW(各発電所出力480万kW)となる世界最大級の大型石炭火力発電プロジェクトを支える超臨界圧ボイラーで、クシレ(Kusile)発電所(注2)向け初号機に次ぎ両発電所を通算して4基目の引き渡しとなります。
このボイラーは、同発電プロジェクトにおいて建設されるメデュピ発電所およびクシレ発電所に設置される石炭焚きボイラー計12基のうちの一つで、一基当たりの出力は80万kWです。超臨界圧技術を採用することにより、従来の石炭火力発電設備よりも高効率でCO2の排出量を削減することができます。2015年8月ならびに2017年4月にそれぞれ商業運転を開始したメデュピ発電所の2基のボイラー、2017年8月に商業運転を開始したクシレ発電所の初号機のボイラーに続いて商業運転を開始したものです。
エスコム社は、メデュピで3基目となる発電設備の商業運転開始見通しを2018年7月と公表していました。当社は建設工事の短縮に最大限力を注いだことで、約8ヵ月の繰り上げを実現したことになります。
エスコム社は南アフリカの近隣諸国にも電力を輸出しており、両発電所は、南アフリカとそれに隣接する国々の経済発展に大きく貢献することが期待されます。
MHPSは、両発電所プロジェクトの早期完工に向けて、引き続き残るボイラーの建設に注力し、着実に工事を進捗させていきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
http://www.mhps.com/jp/news/20171208.html
概要:三菱重工業株式会社
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