データ漏えいの地域的分布 引き続きトップは北米で、全データ漏えい件数および漏えいデータ数の大多数を占め、いずれも86%を超えています。北米におけるデータ漏えい件数は、23%増加し、漏えいデータ数は201%と急増しました。これまで、北米は、公表されているデータ漏えい件数とそれに伴う漏えいデータ数がともに最大でしたが、2018年は、欧州のGeneral Data Protection Regulation(GDPR)やオーストラリアのPrivacy Amendment(Notifiable Data Breaches)法などの一般データ保護規制が施行されるため、この傾向に変化があると見られています。現在、欧州で報告されているデータ漏えい件数はわずか49件(全データ漏えい件数の5%)で、これは前年下半期から35%の減少です。