TOKYO, Apr 6, 2017 - (JCN Newswire) - 当社は、株式会社百五銀行 (本社:三重県津市、代表取締役頭取:伊藤 歳恭、以下、百五銀行)様に、情報基盤である「知恵の環システム(注1)」を全面刷新した新しい「知恵の環システム」を構築し、2017年1月より稼働を開始しました。

本システムは、銀行内の情報基盤として「コミュニケーション基盤」「認証・セキュリティ基盤」「仮想デスクトップ基盤」を構築、ユーザー利用の利便性の向上とセキュリティの強化を目指したシステムです。

これにより、百五銀行様は従業員の情報収集力の向上と共有化、生産性の向上を目指しています。また、働き方改革に向けて中長期的にICTの柔軟な利活用に取り組みます。

当社は今後も、社内実践による利活用の知識・ノウハウを蓄積・還元し、金融機関をはじめ様々な業種のお客様の「働き方改革」をより一層支援いたします。

導入の背景

百五銀行様は、旧システムの老朽化によって新システムの検討を開始し、以下の3点を目的に、情報基盤の刷新を決断しました。

1.最新のコミュニケーション基盤の実現と、情報利活用の変化に対応できる仕組みつくりを行い「中長期的に見たICTの柔軟な利活用」を整備すること
2.全職員が毎日使う仕事の基盤となるため利便性を向上し「業務生産性の向上」につなげること
3.ポータルサイトを活用し、情報の一元管理と行内発信による情報共有ができる環境を作り「行内全域での情報収集力の向上と共有化」を図ること

当社はこれらの目的に対し、富士通グループ従業員16万人が利用の社内実践の「グローバルコミュニケーション基盤(注2)」と300社超のコミュニケーション基盤の導入実績を通じて蓄積した開発・運用・継続的な利活用推進のノウハウを活用し、マイクロソフト社製品を中心とした新たなコミュニケーション基盤を提案・導入しました。また、当社独自製品とISV製品の組み合わせによるインターネット閲覧やシングルサインオンなど利用者の利便性向上と安心・安全を実現するセキュリティ基盤を提供しております。

システムの特長

1.コミュニケーション基盤
銀行内のユーザーが使用するポータル/掲示板機能(Microsoft SharePoint)を中心に、メール/スケジュール機能(Microsoft Exchange)、プレゼンス/インスタントメッセージ機能(Skype for Business)、報告管理機能などのコミュニケーションツールを提供し新たなコミュニケーション環境を導入しております。
2.認証・セキュリティ基盤
ユーザー認証にかかる各種機能(統合ID管理機能、シングルサインオン機能、Active Directory機能)を提供。統合ID管理はユーザー情報(ID/パスワード、権限設定)や店舗情報を一元管理します。シングルサインオン機能はサブシステムへのログインを代理実行します。またユーザーが「知恵の環システム」を使用する際に必要となる各種セキュリティ機能を導入しております。
3.仮想デスクトップ基盤
職員が使用する端末にはアプリケーションやデータを格納せず、Citrix XenAppを導入し、サーバルームに仮想化して集約。どの端末からでもサーバ内のアプリケーションを呼び出して利用することが可能です。また、専用の端末で行っていたインターネット閲覧を、職員それぞれの端末からセキュアに閲覧が可能となりました。

今後は、当社が2017年4月より正式導入する「テレワーク勤務制度」の実践内容を踏まえた提案を行い、百五銀行様の働き方改革の推進を支援していきます。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/04/6.html

注釈
注1 知恵の環システム:百五銀行様の情報基盤の行内名称。
注2 グローバルコミュニケーション基盤:メール、ポータルサイト、文書管理、Web会議、通話、SNS、ビデオなどのグローバルなコミュニケーション基盤システム。

概要:富士通株式会社

詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。

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情報提供元: JCN Newswire
記事名:「 富士通、百五銀行が新「知恵の環システム」を稼働