SAN JOSE, CA, Jan 18, 2017 - (JCN Newswire) - IPSO Alliance (IPSO)は、セキュリティ、プライバシーおよびアイデンティティ (SPI)作業部会から憲章が公表されたことを発表しました。この憲章では、IPベースのスマートオブジェクトの権限付与、認証、プライバシー、整合性、機密保持サービスなどのベストプラクティスや、オブジェクトライフサイクルなどを洗い出して記述し、IoT相互運用性の確保などの業界緊急課題対応に役立つ作業部会のフレームワークを規定しています。さらにSPI作業部会の憲章には、プラグフェストやハッカソンなどのクラウドソーシング手法を使い、必要とされながら既存の規格では未対応の機能について相互運用可能なソリューションの洗い出しを行うことも書かれています。

「IPSOの目標であるIoTの進歩の達成には、技術作業部会がカギであり、加盟企業はSPIを最優先課題として挙げています。」と、IPSO Alliance社長兼会長のChristian Legareは述べました。「今回の憲章の定義と公表によって、SPI作業部会では、IoTセキュリティおよびプライバシーの向上にあたり、どのように業界を主導するかについて、ビジョンの概略を示しました。」

憲章の最初の成果物には、次の主要エリアに関する推奨事項の書かれた包括的なホワイトペーパーが含まれています。

- 信頼されたIoTルート:リソース制約のあるIoTデバイスで、コードの実行前に検証して、他のデバイスに対する信頼を確立し接続できるようにする統合された手法
- クロスドメインセキュリティポリシープロファイル:異種のインプリメンテーションやプロトコルにまたがって、スマートオブジェクトの安全な通信を可能にします
- メッセージ単位の署名、暗号化およびキー管理:セキュリティをメッセージ自体に移すことで、任意の転送手法または標準を安全に使用できるようにします
- IoTプライバシーベストプラクティス:IoTデバイスおよびサービスへのプライバシー実装のために、最善の手法について総合的に概説します

SPI作業部会ではホワイトペーパーに加えて、IPSOの第一の目標であるIoT規格の相互運用化に関する文書もまとめる予定です。この分野で最初の憲章成果物では、現行のIPSO作業成果物およびメタモデルのセキュリティ、プライバシーおよびアイデンティティについて分析します。

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IPSO Allianceは、スマートなオブジェクトフレームワークの定義を、特に個人識別とプライバシーに重点を置いて開発する、多様で国際的な企業と非営利団体によって構成されるグローバルフォーラムです。IPSO Allianceには、スマートオブジェクトを接続するIPベースのアプローチをサポートするどんな企業・団体でも加入できます。詳しくは http://www.ipso-alliance.org/ をご覧ください。

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記事名:「 IPSO Alliance、セキュリティ、プライバシーおよびアイデンティティ作業部会の憲章を公表―ばらばらな規格施策では対応できないクロススタンダード手法を重視