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TOKYO, Nov 10, 2016 - (JCN Newswire) - 本日、三菱重工業株式会社(以下、「三菱重工」といいます。)、三菱重工の完全子会社である三菱重工舶用機械エンジン株式会社(以下、「MHI-MME」といいます。)及び神戸発動機株式会社(以下、「神発」といいます。)は、MHI-MME及び神発の舶用ディーゼルエンジン事業の事業統合(以下、「本事業統合」といいます。)に向けた具体的検討を進めることに関する基本合意書を締結しました。
今後、3社は、2016年12月下旬を目途に本事業統合の主要条件について合意し、2017年2月上旬を目途に最終契約書を締結し、関係当局の必要な承認及び許可の取得等を条件として、2017年4月の本事業統合を目指します。
本事業統合の背景と目的は、以下の通りです。
三菱重工は、独自技術による自主開発舶用ディーゼルエンジン(以下、「UEエンジン」といいます。)を1955年に初出荷して以来、開発・設計・ライセンス・製造・販売・サービス一貫体制で60年にわたり発展を続け、国内唯一のエンジンライセンスを保有するエンジンメーカーとして、お客様より高い評価をいただいてまいりました。2013年10月に、事業会社としてMHI-MMEが発足して以降は、開発・設計・ライセンス及びアフターサービスに特化し、高付加価値ビジネスモデルの構築を目指して事業展開してまいりました。
また、神発は、1957年に三菱重工との間で技術提携契約を締結し、UEエンジン製造の専業メーカーとして、2,000台超の舶用ディーゼルエンジンを製造・販売してまいりました。
3社は、従来からのライセンサー(三菱重工・MHI-MME)/ライセンシー(神発)の関係により、事業面で相互補完を行いつつ、各々が事業の発展に努めてまいりました。
今般、3社は、上記の協業関係を更に深化・発展させることを目的として、具体的にはライセンサー事業(開発・設計・サービス)とライセンシー事業(製造・販売・サービス)を垂直統合することにより、バリューチェーンの上流から下流まで一気通貫の業務プロセスを有する舶用ディーゼルエンジン専業メーカーとして、機動的かつ柔軟な事業運営体制を確立させることが、UEエンジン事業の持続的成長発展に不可欠であるとの共通認識のもと、基本合意書の締結に至りました。
今後、3社は、三菱重工の従来と変わらぬ高度な技術支援、MHI-MMEが有するライセンサーとしての高付加価値ビジネスモデル、並びに神発が有する低コストものづくりビジネスモデルの融合を目的とした事業統合により、お客様からのご愛顧を礎に、UEライセンシー各社との更なる強固な関係を築きつつ、開発から設計・製造・販売・サービスまでを日本で一貫して行うことができる、「日の丸舶用ディーゼルエンジン」の伸長発展、更にはグローバルライセンサーとしての飛躍を目指すべく、本事業統合実現に向けて、詳細な検討と協議を進めてまいります。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.mhi.co.jp/news/story/161110.html
概要:三菱重工業株式会社
詳細は www.mhi.co.jp をご覧ください。