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TOKYO, Oct 28, 2016 - (JCN Newswire) - 当社で開発中の、髪の毛で音を感じる新しいユーザーインターフェース「Ontenna(オンテナ)」が、2016年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した、1,229件の対象作品の中から、来るべき社会の礎を築くデザインであると認められるものに贈られる「グッドデザイン特別賞[未来づくり]」として選ばれました。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルマークである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。
「Ontenna」の概要
「Ontenna」は、ヘアピンのように髪の毛に装着し、内蔵したセンサーで検知した音の特徴を、振動と光によってユーザーに伝える新しいユーザーインターフェースです。「まるで、ねこのヒゲが空気の流れを感じるように、髪の毛で音を感じることのできる装置」をコンセプトに、現在、聴覚障がい者と協働しながら当社で開発を進めています。
「Ontenna」は、マイクとバイブレータ、LEDが内蔵されており、マイクが30~90dB(デシベル)の音圧をリアルタイムに256段階の振動と光の強さに変換して、音のリズムやパターン、大きさを、髪の毛を通じて伝えます。これにより、聴覚障がい者の方でも振動によって音が知覚できるため、例えば、車の接近や玄関でのチャイムの音に気付くことが可能になります。当社は、引き続き、より聴覚障がい者の方に使いやすいインターフェースを目指し、「Ontenna」の開発を進めます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/10/28-1.html
概要:富士通株式会社
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