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TOKYO, Sep 8, 2016 - (JCN Newswire) - NECは、インドネシアとシンガポールを結ぶ大容量光海底ケーブル敷設プロジェクト「IGG(Indonesia Global Gateway)」をインドネシア最大の通信事業者のPT Telkom(PTテレコム、注1)から受注しました。本ケーブルの稼働開始は2018年前半の予定です。
IGGは、インドネシア9都市(注2)とシンガポールを結ぶ総延長距離約5,300kmの光海底ケーブルです。本ケーブルは1波長あたり毎秒100キガビット(100Gbps)となる最新の光波長多重方式に対応しており、建設時の初期容量は毎秒32テラビット(32Tbps、注3)です。
NECは「社会ソリューション事業」に注力しており、今後も光海底ケーブルを含めた通信インフラ整備事業をグローバルに拡大することで、豊かな社会を支える情報基盤の確立に貢献していきます。
本ケーブルはインドネシア国内の通信環境を向上させると共に、他のケーブルとの接続によりインドネシアとヨーロッパ・アメリカ間の通信をさらに加速するものとして期待されています。
NECは、過去40年以上にわたり海底ケーブルシステム事業を手掛ける海底ケーブルのトップベンダーで、地球6周分のべ25万kmを超える敷設実績があり、日本を含むアジア・太平洋地域で強みを有しています。また、陸上に設置する光伝送端局装置、光海底中継器や光海底ケーブルなどの製造、海洋調査とルート設計、光海底ケーブルシステムの据付・敷設工事、訓練から引渡試験まで、全てをシステムインテグレータとして提供しています。特に、深海8,000メートルの水圧に耐えられる光海底ケーブルは、日本で唯一製造可能なNECの子会社である株式会社OCC(注4)が担当しています。
NECはこのたびの契約について、これまでの納入実績に加え、最先端の技術力、およびプロジェクト遂行力が高く評価されたと考えています。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」を推進しています。当社は、先進のICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://jpn.nec.com/press/201609/20160908_01.html
(注1) 本社: インドネシア バントン
Group CEO:Alex J. Sinaga
(注2) ドゥマイ、バタム、ジャカルタ、マドゥラ、バリ、マカッサル、バリクパパン、タカラン、マナド
(注3) 伝送量100Gbps×80波長×光ファイバーペア4対
(注4) 本社: 神奈川県横浜市
代表取締役社長:都丸悦孝
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC 海洋システム事業部
TEL:03-3456-5916