コロナ禍後初となる夏休みシーズン。当初の予想以上に観光へ向かう方は多く、コロナ禍以前の数字に近いところまで回復傾向にある。

中堅・中小企業を対象に専門コンサルタントを擁する経営コンサルティング会社の株式会社船井総合研究所は、企業経営者に向けて地方創生の取り組みとしても注目を集める“単品スイーツ専門店事業”を提案するセミナー「スイーツ&カフェ ビジネスフォーラム2023秋」を、9月6日に船井総合研究所の東京本社で開催すると発表した。

 

船井総合研究所「スイーツ&カフェ ビジネスフォーラム2023秋」を開催

 

「単品スイーツ専門店事業」とは

コロナ禍から回復し、全国の観光地に活気が戻りつつある現在、改めて観光マーケットが成長市場として注目を集めている。

船井総合研究所では、企業の成長において地域に根差したコングロマリット化(事業の多角化・複数事業の所有)を提言しており、コロナ禍以前より観光マーケットでの新業態開発支援に注力してきたと説明。

その中の1つが今回のセミナーでも提案するという「単品スイーツ専門店事業」だ。

「単品スイーツ専門店」とは何かというと、プリン専門店やチョコレート専門店、チーズケーキ専門店、お芋スイーツ専門店など、扱う商材を1種類に絞り込んだ、10坪前後の小型店舗で製造と販売の両方を実施するスイーツ物販の専門店業態。

商材を絞ることで専門技能を持ったパティシエや職人がいなくても、パート・アルバイトを中心に店舗運営を行うことが出来るため、過去に船井総合研究所が支援した際の参入実績も製菓業以外からの異業種参入が8割を超えているそうだ。

食や観光事業に親和性のある土産業・飲食業・食品製造業・旅館業をはじめ、中には広告業・不動産業といった全く異なる経営母体をもつ企業が参入しているのが特徴となっている。

船井総合研究所では過去10年以上に渡って地方の観光地で100店舗以上の単品スイーツ専門店事業のコンサルティングを実施し、出店観光地の活性化に寄与。

地域に根差した事業を営む経営者からのニーズも高く、日常的に全国の経営者から地元の観光地での単品スイーツ専門店出店に関する問い合わせがあるという。

地方で市場が縮小する中で、成長市場へ参入し企業成長を更に推進していこうと考える経営者に対し、社会性と収益性を兼ね備えた新規事業として提案すると説明した。

観光地での単品スイーツ専門店の出店は、収益面以外に地元の農産物を使用することによる地域の一次産業への寄与、目的来店性の高い業態による地域の観光入込客数の増加、さらに雇用創出などのメリットがあり、企業経営者のみならず行政関係者やメディアからも注目を集める取り組みだ。

また、観光に欠かせない食コンテンツを観光地に付加出来ることにより、地域のさらなる魅力の増加にも繋がると話している。

 

セミナーでは成功の秘訣や実際の取り組みを紹介

このセミナーでは異業種よりスイーツ&カフェ事業に新規参入して成功する方法や、注目のビジネスモデルである単品スイーツ専門店は何なのかを紹介。

そして実際に観光地スイーツ事業に参入し、3ブランド6店舗を展開するダイエーの取組みについて、株式会社ダイエーの代表取締役を務める川口俊成氏が登壇して話すとのこと。

実際の店舗経営から見た事業の収益性や社会性など、成功した先駆者からのトークは、本事業を始めようと考えている方は必見だ。

 

セミナー概要

・開催日:2023年9月6日10時30分〜16時
・会場:船井総合研究所 東京本社
・参加料金:11,000円(税込、1名あたり)

セミナー詳細・申込:https://www.funaisoken.co.jp/seminar/103027

●登壇者(敬称略)

・株式会社船井総合研究所
マネージングディレクター 横山玟洙
コンサルタント 正村陸
執行役員 杉浦昇

ゲストスピーカー:株式会社ダイエー 代表取締役 川口俊成

 

観光需要が戻ってきた現在、改めて注目を集めている単品スイーツ専門店事業。興味がある方や、これから始めたいと考えている経営者の方は、ぜひ本セミナーに参加してみてはいかがだろうか。

船井総合研究所:https://www.funaisoken.co.jp/

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記事名:「 地方創生のための単品スイーツ専門店事業を提案する「スイーツ&カフェ ビジネスフォーラム2023秋」を開催