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VRは人工的な現実世界を高い現実感で創出する技術であり、現実というコンテンツを生成するAIができた瞬間にVRとAIは一体化するだろう」
とコメント。
製造・金融・医療業をはじめとする様々な業種のクライアントに対して、生成AI利活用・LLM、画像AI開発・システム構築、AI教育アドバイザリー等のソリューションを提供している株式会社ElithのCTO井上顧基氏は、
「今後は、業界に特化した生成AIが求められる。ChatGPTのような汎用的な生成AIでは求められる要件が充分には満たせない。また、ビッグテックが特定の業界に特化させることは、費用対効果が低いと考えている。そのためにも、AI教育を推進して介護LLMや建築LLMなど、地域社会を支える業界に特化したAI知識を持つ人材育成が必要になるだろう。これからはAI教育なくしてこれからの地域社会の発展は厳しいのではないかと考えている」
と話した。
そしてメタバース推進協議会の小水陽介事務局長は、
「今後、次世代の社会インフラになるメタバースと、その要素技術となる生成AIなどのデジタル技術を活用することが、少子化や人口流出による人口減少を抱える地域社会の存続、持続的な発展には不可欠だと考えている。特にデジタル領域で人材難を抱えている地域社会は、地域に根差したデジタル人材の育成に取り組んでいただきたい。先ずは、地域の社会課題を抱える自治体の方に、生成AI、デジタルヒューマン、VR、セキュリティ、メタバースの知識を体験しながら習得できる機会を設けてもらい、地域社会全体に普及する環境づくりにつなげてはどうだろうか?」
と提案した。
メタバース推進協議会では、デジタル人材の育成を支援する「体験型デジタル教習」が、DX推進のソリューションからサステナブルな社会(SX)を実現する一歩と考えており、生成AIやデジタルヒューマン、VRを包括するメタバースで新たな世界を拓くデジタル人材の育成こそが、日本の未来のために今なすべきことと考えているそうだ。
メタバース推進協議会の取り組みなどについてもっと知りたい方は、公式HPなどから参照して欲しい。
URL:https://jmpc.jp/