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規格外野菜とは味には問題がないのに「サイズが大きすぎる」「逆に小さすぎる」「形が不揃い」といった理由で一般の流通ルートから弾かれ、廃棄されてしまう野菜だ。
しかし、味は規格品と比べて、何の遜色もない。
「ロスヘル」では、そんな規格外野菜を全国各地から調達。一般的な価格より最大30%程度安価に毎月1回、定期便(月2,052円〜5,292円(税込))で提供している。廃棄されてしまう規格外野菜を有効活用し、食品ロスの削減を目指す試みだ。
こうした食料の無償提供は「フードドライブ」と呼ばれ注目を集めている。
「フードドライブ」とは主に家庭で余っている食べきれない食品を持ち寄り、福祉団体・施設などを通じて必要としている人に提供する活動のことを指す。家庭での食品ロス削減やエシカル消費にも繋がる取り組みだ。
昨今、物価高の勢いが止まらない。総務省が発表した今年10月の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が106.4(2020年=100)となり、前年同月比で2.9%上昇。
特に食品を中心に上昇している。今後、電気料金の値上げなどの影響で、ますます物価高に拍車がかかる見込みだ。こうした経済状況は、生活に困っている方々を直撃しかねない。
福井県鯖江市は「フードトラック」に積極的に行っており、エクネスは今回鯖江市の取り組みに全面的に協力することを決定。
鯖江市役所で2月16日・17日の2日間、規格外野菜を無償提供することを発表した。
日時:12月16日・17日 10時~16時
会場:鯖江市役所 1階 ダイバーシティ推進・相談課 (〒916-0023 福井県鯖江市西山町13−1)
※野菜はなくなり次第終了。
フードロス問題の根本的な解決には、廃棄されるはずだった規格外食品の流通をはじめ、食材の無駄をなくすことが求められる。
今回の取り組みも、フードロスだけでなく生活困窮者への支援にもなる取り組みだ。
ぜひ鯖江市の方は期間中に足を運んでみてはいかがだろうか。また、フードロス問題に協力したい・自分も何か取り組みたいと考えている方は、一度ロスヘルのHPなどをチェックしてみて欲しい。
ロスヘルHP:https://losshelp.jp/