UXメトリクスとは、ユーザー体験(User Experience)を定量的に評価するための指標であり、製品やサービスがどの程度ユーザーにとって使いやすく、満足度の高いものであるかを把握するのに役立ちます。

代表的な指標には、システムユーザビリティスケール(SUS)やネットプロモータースコア(NPS)があります。

SUSは、10項目の質問に対するユーザーの回答をもとにユーザビリティを数値化する手法で、ソフトウェアやウェブサービスの改善点を客観的に捉えるために有用です。一方、NPSは「この製品を他人に勧めたいか?」という質問を通じて顧客ロイヤルティを測定する指標で、ユーザーの継続利用意向やブランドへの愛着度を把握するのに適しています。

DXにおいては、顧客視点のサービス開発が求められるため、UXメトリクスを活用してデータドリブンに改善を重ねる姿勢が重要です。

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 UXメトリクス/体験の質を数値化