SGシステム株式会社、XYZ Robotics、サンワサプライ(上海)貿易有限公司の3社は、コンテナ向け荷降ろしロボット「RockyOne」を共同で導入したことを発表しました。この提携は、過酷な労働環境にあるコンテナ荷降ろし作業を自動化するという共通の課題を解決することを目的としています。

導入された「RockyOne」は、AIを搭載したモバイルマニピュレーションロボットで、コンテナ内の様々なサイズの荷物を効率的に荷降ろしすることができます。コンテナの奥にある荷物にも対応し、障害物があった場合は警告表示と対処法を提示する機能を備えています。

3社の強みを活かした協業体制

このプロジェクトでは、各社の専門性が活かされています。

  • SGシステム: 物流システムインテグレーションの豊富な経験を活かし、販売代理店および技術指導を担当。
  • XYZ Robotics: 高い技術力と生産能力で、ロボットの製造と保守を担う。
  • サンワサプライ(上海): 調達・検査、および運用面での改善に貢献。

実証実験では、作業者数ゼロでの運用に成功し、荷物処理性能も人手を上回る結果を達成しました。この共同導入により、3社は物流現場の自動化と省人化を推進し、持続可能な物流システムの構築を目指します。

詳しくはSGシステムまで。
レポート/DXマガジン編集部 海道

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 荷おろし作業にロボットを導入、DXが進む物流の新たな一歩