NTTアドバンステクノロジが生成AIブランド「RelAi」を立ち上げ、自治体向け「RelAiナレッジアシスタント」を2025年8月21日提供開始。安全な閉域接続と根拠提示で、窓口業務や資料作成の時間を大幅に短縮します。

RelAiが示す「信頼」と「伴走」の新しい自治体業務支援

RelAiナレッジアシスタントは、自治体が保有する文書やデータを活用し、LLMによる検索・回答生成を行うソリューションパッケージです。日々の調査や企画、問い合わせ、資料作成といった具体的業務を対象に設計され、チャット履歴の参照や回答に対する根拠リンク・ハイライト表示など、現場で使いやすいUIを備えています。NTT‑ATの言語処理技術と生成AIのノウハウを基盤に、導入直後から運用できる機能群を提供します。

セキュリティと運用支援にも特徴があります。葛飾区での実証では、Azure OpenAIサービスとNTT東日本のManaged SD‑WANおよびクラウドゲートウェイで閉域接続を実現し、安全な通信経路を確保しました。導入から運用・データ整備まで、言語処理・AIの専門家による一貫サポートを提供し、各自治体向けに柔軟なカスタマイズも可能です。株式会社ぎょうせいからのエンドースメントも得ており、自治体の法令情報やナレッジ活用に期待が集まっています。

RelAiは「Reliable/Relational/Relaxing」を掲げ、説明可能性と安全性を重視した自治体向け生成AIを提供します。まずは8月21日の提供開始で実運用の輪が広がるか注目されます。

詳しくは「NTTアドバンステクノロジ株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 【8/21提供開始】NTT‑ATのRelAiが自治体DXを激変させる3つの理由