松尾産業がpluszeroと連携し、意味理解AI「AEI」と生成AIを全社的に活用する取り組みを開始します。バリューチェーン全体でPoCを回し、年度内にβ版リリースを目指す大胆な一手です。現場起点の業務変革が動き出します。

全社導入とPoCで狙う現場起点の価値創出

松尾産業株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:松尾 尚樹)は、AIの受託開発とR&Dを手がける株式会社pluszero(本社:東京都世田谷区、代表取締役社:小代義行/森遼太)と連携し、pluszeroが特許を有する「意味理解AI」を核としたAEI(Artificial Elastic Intelligence)および生成AIの全社的な業務利活用に向けた取り組みを開始しました。取り組みの軸は二つで、各事業部ごとのAEI・生成AI活用の設計と実装、そしてバリューチェーン全体を対象とした実証実験(PoC)です。

pluszeroは高精度の自然言語処理技術を持ち、2021年9月には「意味理解AI」に関する特許を取得しています。松尾産業はこれを活用し、業務効率化や付加価値創出を成長戦略の中核に据え、年度内のβ版リリースを予定しています。両社は価値観の親和性も強調しており、松尾産業の「HAVE FUN. INNOVATE.」とpluszeroの「ユニークなプロフェッショナルであれ」が重なり合うことで、現場起点の共創型イノベーションを推進するとしています。将来的にはバリューチェーン全体への展開を視野に入れ、人と技術の共創で製造業の課題解決へつなげる計画です。

松尾産業はpluszeroとの連携でAEI・生成AIを実装し、現場起点のDXを加速します。年度内β版リリースを目標に、PoCでバリューチェーン最適化を図ります。

詳しくは「松尾産業」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 【業務変革】生成AIで変わる製造現場のDX