AIと南米ボリビアのオフショア開発を融合した独自モデルにより、日本企業の新規事業SaaS開発を従来比約40%のコスト削減と最短スピードでの立ち上げを実現すると発表されています。要件定義支援、コード自動生成、テスト自動化といったAIの活用により工数を大幅に削減し、ボリビアの開発拠点による人件費の抑制と高度スキル人材の確保を組み合わせることで、低コストかつ高品質な開発を目指すとしています。さらに、経済産業省の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」の活用により開発費の一部を国から支援を受け、事業負担を軽減できる仕組みを提供するとしています。

同モデルでは語対応可能なブリッジSEを介して文化や業務習慣の違いを吸収し、国内開発と同等の品質を確保する点を強調しています。開発後の保守・運用については、事業収益に応じたレベニューシェア型の方式を採用し、リリース後の成長フェーズまで伴走支援を行うことで、単なる開発提供にとどまらない長期的なパートナーシップを構築するとしています。これにより、初期投資の抑制と事業成長に応じた負担配分を両立するスキームを実現するとしています。

これまでにボリビア拠点は2022年より構築され、30件以上の開発プロジェクトの実績を持つとされます。対象領域はSaaSをはじめ、EC、ゲーム、マーケティングAIなど多分野にわたり、培ったノウハウを新規SaaS開発に活用していく計画です。成果目標としては、従来比約40%の開発コスト削減、開発期間の短縮および品質向上を掲げており、AIとオフショアの組合せでスピード感あるMVP開発を実現するとしています。

今後のロードマップとして、2025年内にAI機能を搭載したMVP(実用最小プロダクト)を完成させ、2026年以降は国内SaaS市場での導入拡大と複数業種への水平展開を目指す計画です。長期目標としては、日本企業のDX推進における「戦略的開発パートナー」としてのポジション確立を掲げています。代表取締役社長のコメントでは、AIとボリビアオフショアの組合せにより低コストかつスピーディに新規事業立ち上げを支援し、レベニューシェア型保守運用でリリース後の成長にも伴走すると述べられています。

事業内容としてはAIアプリ開発、ボリビアオフショア開発、新規事業コンサルティングを提供すると明記されています。会社概要として所在地や設立年月等の情報も示されており、具体的なサービス提供体制と支援スキームを組み合わせた提案を行う点が特徴です。公表された情報に基づくと、補助金活用と収益連動型の運用を柱に、開発から運用まで一貫した支援を行うことにより、リソース不足やコスト課題に直面する企業の新規SaaS立ち上げを後押しするとしています。

詳しくは「株式会社プエンテ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 【開発コスト40%削減】AI×海外拠点でSaaSを最速立ち上げ、補助金活用で日本企業を後押し