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早稲田大学の研究グループは、何かをしている最中に他のことを考えてしまう「マインドワンダリング」が、どのように不安や抑うつを強めるのかを明らかにしました。
研究によると、マインドワンダリングの中でも、非意図的で、特にネガティブで曖昧な未来について考えることが、「反すう」(過去の後悔)や「心配」(将来の取り越し苦労)といった「ぐるぐる思考」を増加させることが判明しました。このぐるぐる思考が、結果として不安や抑うつを強めるメカニズムにつながることが示されました。
メンタルヘルスを改善するためには、ぐるぐる思考に早く気づいて切り上げることや、意図的なマインドワンダリングを増やすことが有効である可能性が示唆されています。
詳しくは早稲田大学まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道