ガストやバーミヤン等約2,750店舗で「すかいらーくアプリ」を利用した「電子レシート」の本格運用が開始されています。この新たな取り組みは、デジタル化による紙の削減を目指したものであり、エコ推進にも寄与するものです。

すかいらーくアプリを通じて、テーブル決済やセルフレジを利用することで、自動的に電子レシートを発行できます。この電子レシートはアプリ内の注文履歴にPDF形式で保存されるため、顧客は簡単に確認することができます。これにより、年間で約80,000km分のレシート紙を削減することが期待されています。

導入に先立ち行われた実験では、発行されるレシートの数が半減する結果が得られています。特に、セルフレジでは顧客が紙のレシートを希望しない場合の選択が可能で、実験店では約半数の顧客がレシート不要と答えています。このように、電子レシートの導入は利用者の意識変化を促しながら、環境への配慮も実現しています。

「すかいらーくアプリ」は、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉などの多様なブランドで使用可能です。ただし、一部店舗では利用できない場合があるため、事前に確認が必要です。このアプリへの登録も必須であり、ユーザーは簡単に利用を始めることができます。

株式会社すかいらーくホールディングスの「電子レシート」導入は、環境に優しい店舗運営を進める新たなステップです。この取り組みを通じて、顧客の利便性を向上させると共に、持続可能な社会の実現に向けた一助となることが期待されます。

詳しくは株式会社すかいらーくホールディングス」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 店舗のデジタル化が止まらないすかいらーく!ガストやバーミヤンで導入中の「電子レシート」とは?