スマホ注文は便利だけどやっぱり直接注文が一番？利用者の本音とは

飲食店での注文スタイルが大きく変わる中、あなたはスマホ派ですか？それとも対面派ですか？最近の調査によると、スマホ注文が普及する一方で、依然として店員との直接のやりとりを重視する声も根強いことがわかりました。調査の第一弾では、飲食店内でスマホ注文を利用している方々に「改善してほしい点」を尋ねました。42.7％が「メニューが見づらい」と回答し、38.7％は「スマホの操作に不安がある」と感じています。また、34.7％が「通信状況の悪さ」も問題視しています。この結果から、スマホ注文の利便性を享受しつつ、使い勝手の向上を求める声が多いことが見えてきました。

次に、スマホ注文と店員に直接注文することに関する好みを調査したところ、51.7％が「店員に直接注文する方が好き」と回答しました。その理由として、「質問がしやすい」「安心感がある」「会話が楽しめる」といった多様な意見が寄せられました。スマホ注文が便利である一方、直接のやりとりに価値を感じる人々が多いことが見て取れます。

最後に今後、スマホ注文が飲食店の主流になるか否かについて尋ねました。54.7％が「主流になる」と考えており、その理由には「セルフレジの増加」や「スマホを使える世代が多い」ことが挙げられました。しかし、一方で「高齢者には難しい」「アナログの良さも残してほしい」といった反対意見も多く寄せられ、飲食店の注文スタイルが多様化する可能性が見えてきました。

今回の調査から、スマホ注文の便利さとともに、やはり人とのアナログなやり取りを重視する声が強いことが明らかになりました。飲食業界においては、スマホ注文と対面注文のハイブリッド型のサービスが今後の鍵となるでしょう。利用者のニーズに応えるために、今後も多様なサービスが求められていくことは間違いありません。

詳しくは「株式会社NEXER」の公式ページまで。

レポート／DXマガジン編集部小松