「米が高すぎる…」そんな声が広がる中、政府が放出したのはまさかの“古古古米”。この緊急対応に、国民はどう感じたのか?全国2000人超を対象に行われた最新調査では、意外にも6割超が「評価する」と回答。その一方で、根強い不信感も…現代日本の食卓と政治のリアルが浮き彫りに。

コメ高騰の今、備蓄米の「放出政策」は是か非か

2025年6月14日・15日に行われた意識調査で、「政府が随意契約で備蓄米を放出していることをどう思うか」と問われた全国の18歳以上の有権者に対し、60%以上が「大いに評価する」「ある程度評価する」と肯定的に回答しました。

この調査は、政治メディア「選挙ドットコム」と報道テック企業「JX通信社」が共同で実施。電話とインターネットによるハイブリッド方式で行われ、有効回答数は計2,170件(電話990件、ネット1,180件)と信頼性も高いものです。

背景には、ここ最近のコメ価格高騰があります。日々の暮らしに直結する食の値上がりに対し、政府が迅速に打った“古米放出”という一手。これが「よくやった」という評価につながったと見られます。

しかしその一方で、「どちらともいえない」が2割前後、「あまり評価しない」「全く評価しない」も1割前後存在。支持は得たものの、政策の“継続性”や“透明性”への懸念は根強いようです。

特に、「目先の対応ではなく、需給構造そのものの見直しが必要だ」「放出の基準が不透明」という声も散見され、いかに政策が“生活に密接”で“評価の分かれるもの”であるかが明らかになりました。

詳しくは「イチニ株式会社」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 【6割が賛成】“古古古米”放出に支持多数!政府の米政策に国民が示した意外な反応とは?