「頑張れ」より「こうすればできる」──Z世代の若手社員が“最高の上司”と感じるのは、精神論ではなく“実行力”。ペンマーク社が実施した意識調査で、Z世代が理想とする上司像が大きく変化していることが明らかになりました。いま求められるのは「共に走る伴走型リーダー」です。

精神論より“伴走力”が信頼を生む時代に

Z世代の若手社会人176名に対し「あなたが『最高だった』『助かった』と感じた上司の言動は?」と尋ねたところ、最も支持を集めたのは「困った時に具体的なサポートをしてくれた」(47.7%)という結果になりました。

2位は「具体的に褒めてくれた」(35.8%)、3位は「失敗後に建設的な指導をしてくれた」(34.7%)。いずれも、抽象的な激励ではなく、日々の業務における具体的なフィードバックやサポートが高く評価されています。

注目すべきは、Z世代が上司に求めるのが「命令する人」ではなく「伴走者」へと移っている点です。失敗を責めるのではなく、次の挑戦に活かすよう導く“心理的安全性”が、成長意欲を引き出すカギとなっています。

特に「挑戦させる」(11.4%)よりも「困った時に助ける」ことが信頼形成において重視されており、企業には上司の評価制度に「エンゲージメント支援」や「成長促進力」を取り入れる動きが求められそうです。

Z世代から「この人と働けて良かった」と思われる上司を育てることが、組織の競争力そのものを左右する時代が始まっています。

詳しくは株式会社ペンマークまで。
レポート/DXマガジン編集部 海道

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 【Z世代が本音で選んだ】“最高の上司”の条件1位は「○○」!精神論より行動派に支持集中