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「異動のたびに引き継ぎ地獄…」「法改正でマニュアルが山積み…」そんな自治体職員の“あるある”に、ついに終止符が打たれそうです。AIが資料を丸ごと読み解き、わかりやすく答えてくれる新サービス「おとなりさん」が全国で話題に。驚きの機能とその正体とは?
熊本発のIT企業RKKCSが開発したのは、地方自治体職員の業務を支援する生成AIマニュアルシステム「おとなりさん」。2025年4月1日から全国提供を開始しました。
最大の特長は、マニュアルや法令、独自資料を事前に取り込ませている点。これにより、ネット検索ベースの一般的な生成AIとは異なり、現場に即した正確な回答が可能になります。
主な機能は以下の3つです:
開発の背景には、RKKCSが全国300以上の自治体と直接向き合ってきた現場経験があります。AIを“業務の隣にいる相棒”とすることで、人材不足や引き継ぎ負荷といった構造課題に対処するのが狙いです。
今後は、自治体だけでなく民間分野にも応用可能な“拡張型チャットAI”として展開を計画中。「おとなりさん」は、日本の行政現場における“令和の知恵袋”となるかもしれません。
詳しくはRKKCS公式サイトまで。
レポート/DXマガジン編集部 海道