近年、多くの人々が新しい生活の場を求めて移住を検討しています。特に、歴史的な魅力を持つ京都市は、その風情と文化から移住候補地として注目されています。しかし、「暮らすまち」としての京都の魅力を正しく知る機会は、まだ十分ではありません。そこで、スタートアップの株式会社iHistoryが京都市と連携し、「京都暮らしローカルマップ」を制作しました。

「京都暮らしローカルマップ」は、単なる観光情報に留まらず、実際の地域住民が集めた生の声を反映した内容です。京都市北区の新大宮商店街や、中京区の二条駅周辺、山科区の小野駅周辺について、地域住民にインタビューを行い、よく訪れるお店や隠れた名所などをまとめました。この地道な情報収集を通じて、移住希望者が具体的な生活イメージを持てるように配慮されています。

たとえば、犬と一緒に訪れることができるコインランドリーや、美しい散歩道、地元チャットなど、観光客向けの情報では見逃しがちな生活密着型のデータが満載です。こうした情報は、移住希望者にとって非常に重要で、実際に自分がそこに住む姿を思い描く手助けとなります。

「京都暮らしローカルマップ」は、今後もさらに多くの地域展開される予定です。また、住民のフィードバックを基に、情報の更新や充実化も進めていく考えです。移住を考えている人々にとって、リアルな生活情報が詰まったこのマップが一助となることを期待しています。詳しくは「株式会社iHistory」の公式ページまで。

レポート/DXマガジン編集部小松

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 新たな魅力に出会っちゃおう!地域の人しか知らない京都のローカルマップが熱い