犬にとっての幸福とは

お腹が満たされていること

犬に限らず、全ての生きものは食べずに生きていくことはできません。私たちも、空腹だとイライラしたり活力が出なかったりして、幸福感を感じることはできないですよね。

「腹が減っては戦はできぬ」どころか「腹が減っては幸福にはならぬ」。お腹が満たされて空腹を感じないことは「幸せ」の最低要件です。

安心してぐっすり眠れること

睡眠もまた生きていくうえでは欠かすことのできないポイントです。愛犬の無防備な寝顔を見ていると「幸せそうだなあ」と感じませんか?

犬はただでさえ眠りの浅い動物ですが、周りを警戒する必要もなくただただリラックスしてぐっすり眠れることは、命の心配から解放された幸福な状態と言えるでしょう。

信頼できる存在がいること

犬はもともと群れで行動する動物です。そのため自分の居場所としての群れがあり、信頼できるリーダーや仲間がいる状態に心の安定を覚えます。

近年では、犬と人間の間に上下関係は不要であるという考え方が主流ですが、愛犬にとって従うべき信頼すべき存在として飼い主さんが確固たる地位を築いていることはやはり大切です。

ストレスが少ないこと

人間と同じように、犬もさまざまなことにストレスを感じています。そして、ストレスが心身の健康に悪影響をもたらし、幸福度を下げるのも同じです。犬がストレスと感じるような出来事や環境が少ないことは、幸福の条件と言えるでしょう。

愛犬を世界一幸せな犬にするために

基本のお世話を怠らない

愛犬を世界一幸せにしようと思うと、何か特別なことをしなければならないと思うかもしれません。しかし、全ての幸せの基本はごはんやお散歩、掃除などの日々のお世話から始まります。これらを怠って特別なことをしたとしても、愛犬を本当の意味で幸せにはできないでしょう。

たくさんスキンシップをとる

犬に安心してリラックスしてもらうためには、愛犬と飼い主さんが信頼関係を築かなければ始まりません。愛犬とたくさんスキンシップをとり、声がけをし、寂しい思いや不安な思いを拭い去ってあげましょう。

正しい距離感で愛犬と付き合う

愛犬を世界で一番幸せにするためには、愛犬を甘やかすばかりではいけません。甘やかされて育った犬は「自分の要求は何でも通る」「自分が一番」と勘違いしてしまい、要求がエスカレートしていき、かえって落ち着かなくなってしまうからです。

「ダメなことはダメ、良いことはしっかり褒める」といった毅然とした対応で飼い主さんがリーダー役になり、愛犬が「ついていくだけでいい」気楽な環境にしてあげるべきです。

ストレスをなるべくかけないよう暮らす

運動不足や環境変化、家族との関係など、犬がストレスを感じる原因はさまざまです。愛犬がどんなことにストレスを感じるのかをしっかり把握し、できる限り原因を取り除いてあげることが大切です。

もちろん全てのストレスが取り除けるものではないでしょう。そのような時には、溜まってしまったストレスを遊びや運動でしっかり発散できるといいですね。

まとめ

愛犬を『世界で一番幸せにする』方法としてご紹介しましたが、ここに書いてあることを全て尽くしても、そしてそれ以上のことをどれだけ試したとしても、「うちの子は本当に幸せだろうか」という不安はついて回るでしょう。

残念ながら、その答えを愛犬の口からはっきりと聞く術を私たちは持ち合わせていません。もしかしたら全て自己満足なのではと悩んでしまうこともあるかもしれませんが、そんなときは愛犬と向かい合ってみましょう。愛犬の表情が答えを教えてくれるはずですよ。


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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 愛犬を『世界で一番幸せにする』方法4選 犬にとっての幸福とは?欲求を満たしてあげるにはどうしたらいいの?