『初心者が飼いやすい』犬種5選　しつけがしやすいワンコの特徴や注意点まで解説

初心者もしつけがしやすいワンコの特徴とは

初めて犬をお迎えする人は、犬種を選ぶ際に飼いやすさを重視する人が多いでしょう。実際、お手入れの仕方や体格、病気のかかりやすさや運動量などは、お迎えする前にしっかり理解しておくべきです。

中でも、しつけがしやすいかどうかは、お迎えしてから飼い主の負担の度合いが大きく変わるポイントです。一般的にしつけがしやすいワンコとは、理解度が高く、忠誠心が強く飼い主の言葉や指示を理解しようと努めるワンコを指します。

こうした特性の強い犬種を選ぶことで、初心者でもお迎えしてからしつけがしやすく、比較的早く落ち着いた生活に移れるケースが多いでしょう。

では、一般的に初心者が飼いやすいと言われている犬種には、どのようなワンコが該当するのでしょうか。

長年、人気ランキング第1位をキープしていたトイプードルは、小さな体で犬種の中でも2番目に賢いと言われる犬種であり、家族に対して愛情深い性質を持ちます。

飼い主に指示された内容を正確に理解する能力が高く、また言葉を区別して理解する能力も他の犬種より高いことから「飼いやすい」と言われることが多いです。また、フレンドリーな性格のワンコが多いことも飼いやすさにつながっているでしょう。

落ち着いている性格の良い犬という印象のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル（通称キャバリア）は、小さな子供や他のペットとも仲良くなれる友好的で争い事を好まない性質を持ちます。

警戒心も強くないため、他者に対して攻撃的な態度を取ることは少なく、無駄吠えも少ないでしょう。飼い主の意図を汲み取ろうとする姿勢が強いので、しつけに対する理解も比較的早い傾向にあります。

世界で最も小さな犬種と呼ばれているチワワは、その体格から日本の住宅環境に適合しやすく、体が小さいためにお手入れもしやすい犬種と言われています。運動量も少なく、体臭もあまりしないため、初心者でも飼いやすいと感じるでしょう。

しつけもしやすい犬種ですが、警戒心が強いワンコが多いので、飼い主以外の人に対して吠えたり、要求吠えをしたりすることが多くあります。子犬期に社会化トレーニングを行うことが鍵となるでしょう。

日本国内で昔から人気の高いミニチュアダックスフンドは、順応性が高くしつけもしやすい犬種として知られています。お手入れもしやすいので、初心者の方でも飼いやすいでしょう。

ただし、ダックスフンドの性質として、元々狩猟犬として活躍する遺伝子が備わっているため、コミュニケーションの一環として吠え癖がつきやすい点に注意が必要です。

運動量が少なく、友好的な性格のワンコが多いポメラニアンも飼いやすいと言われる犬種の1つです。人懐っこく遊び好きな反面、賢さも持ち合わせているので、基本的にはしつけも早い段階で理解し、実践してくれるでしょう。

しかし、寂しがり屋な一面や興奮時に警戒心や噛み癖を示すワンコも多いので、吠え癖のトレーニングや噛み癖のトレーニングは子犬期からしっかり徹底して行ってください。

いかがでしたか。初心者が飼いやすい犬種を5種類ご紹介しましたが、やはり犬種に限らず1匹1匹の個性が大きく影響を与えます。また、子犬期の生活環境がその後の性格形成に与える影響も大きいので、しつけは生後6ヶ月までにしっかり行いましょう。

情報提供元：わんちゃんホンポ