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しっかりと休めるように、静かに眠れる環境を整えてあげましょう。
犬が眠っているときにピクピクと動いているのは、基本的に生理現象のため、心配する必要はないでしょう。
筋肉が動いているときは眠りが浅い状態のことが多いので、ゆっくりと休めるように静かな環境を用意してあげてください。
ただし、ピクピクという小刻みな動きが長く続いている場合、けいれん発作が起きているという可能性もあります。
けいれんはてんかんのような脳疾患や神経系疾患が原因で起こることもあるので、起きたあとボーッとした様子が続いたり嘔吐したりと、少しでもおかしいと感じたときは獣医師を受診してください。
けいれんだと思われた場合、無理に起こそうとして体を動かさないようにしましょう。その刺激に反応して、さらに症状が悪化したり飼い主さんに噛みついてしまったりすることがあるためです。
けいれん発作が起きている間は、周囲のものを片付けて、犬には触れずに様子を観察しましょう。
可能であれば、動画で犬の様子を撮影しておき、動物病院を受診する際に見せると診断の参考になると思います。
犬が寝ているときに体や顔をピクピク動かしていることは、健康な犬にも多く見られるものです。
そのため、過度に心配して、何度も起こして犬の様子を確認する必要はないでしょう。
しかし、なかにはけいれん発作が起きている可能性もあるので、少しでもおかしいと感じることがあれば、動画撮影などをしたうえで獣医師に相談してみてください。