犬が『何かに怯えている時』にする仕草や行動6選 飼い主が取るべき対処法とは?
犬が『何かに怯えている時』にする仕草や行動
1.震える
犬は恐怖を感じているときに震えます。人間も恐怖や緊張で手が震えることがありますが、犬の場合は姿勢を低くして体や足が小刻みに震えます。
他にも、寒いときや体調不良のときも震えることがあります。犬が震えていたら何が原因なのか、飼い主は見極めなくてはいけません。
2.目を見開く
人間が驚いたときは目を見開きますが、これは犬も同じです。チワワのように元々目が飛び出している犬種はわかりにくいですが、犬は怯えると目がバチっと開きます。
犬が対象物を見上げて白目が見えている状態でホエールアイと呼ばれます。犬を『かわいいー』と撫でているときにこのような目になっていたら、怖がられている可能性があります。
3.立ち止まる・固まる
物音に驚いたときやこれから苦手なことが始まるとわかったとき、犬はその場で立ち止まったり固まったりします。
人間も驚いたときにその場で立ちすくんで、酷い場合は腰を抜かしてしまうことがありますね。
4.ウロウロする
人間も落ち着かない気分のときにウロウロと歩き回ることがありますが、これは犬にも見られます。
筆者の知人の犬も大きな音が苦手で、雷が鳴ると家の中を走り回ってしまうそうです。物を壊してしまうこともあるようですが、叱らずに犬を落ち着けてあげることが大切です。
5.ハアハアする
犬は恐怖や緊張を感じているときにハアハアと呼吸が荒くなります。舌を出してよだれを垂らす犬もいます。
しかし体調不良や暑いときにもこの仕草は見られます。ただ怖がっているだけならあまり心配はいらないですが、体調が悪いときはすぐに病院へ連れて行ってください。
6.飼い主の後ろに隠れる・くっつく
犬は怯えているとき、飼い主の後ろに隠れたりくっついたりします。怖いと感じるものを見つけたら親の後ろに隠れるというのは人間の子どもにも見られますね。
犬は体が何かに接していると安心するので、信頼している飼い主にくっつきます。飼い主にもたれかかる、足の上に座る犬は多いです。
犬が怯えている時の対処法
優しく声をかける
犬は怯えているとき、飼い主の優しい声を聞くと安心します。声が低い人や甲高い人は難しいですが、できるだけ落ち着いた声で『大丈夫だよ』と言ってあげてください。
体を撫でる
犬は大好きな人に体が接していると安心します。犬が怯えていたら背中でも頭でも良いので、体を撫でてあげましょう。
小型犬は抱っこしても良いのですが、『怯えると抱っこしてもらえる』と犬が学習すると癖になることがあります。甘やかしすぎには注意してください。
おやつをあげる
おやつは犬の気をひくのに効果的です。犬が『おやつ』という言葉を覚えていれば聞いただけでも恐怖が紛れます。
怖いことがあっても我慢していればおやつがもらえるとわかれば、犬は苦手を克服できることがあります。
散歩コースに苦手な場所がある、ブラッシングやシャンプーが苦手という犬には試してみると良いでしょう。
まとめ
人間の子どもが予防注射で前の子が嫌がっているのを見たら、後から来た子も注射を打つ前から嫌がることがあります。
犬も他の人や犬が怖がっているものを見たら怖いと感じるようです。それまでの経験も関係していますが、一緒にいる飼い主の行動も大きく関係しています。
犬が怯えていたら必ず飼い主は落ち着いてあげてください。少しずつでも良いので行動範囲を広げて、愛犬に生きていれば楽しいことがあると教えてあげましょう。
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