️絶対NG!ドッグランに行ってはいけない犬

社会化ができていない子

犬が成長の過程で他者との関わり方を学ぶことを「社会化」と呼びます。犬は社会化期に他の犬や家族以外の人間などさまざまな他者と関わることによって、他者との距離感の取り方を学びます。

しかし、社会化期に他者との関わりを断絶してしまったなどの理由で社会化ができていないと、犬は他の子とどのように遊べばいいかを理解できていません。その結果、アウトゾーンに踏み込んでしまったり力加減がわからずに相手を怒らせてしまい、自分や相手の身に危険を及ぼす危険性があります。

ヒート中の女の子

ほとんどのドッグランでヒート中の女の子は入場が制限されています。ヒート中の女の子からは独特のフェロモンが分泌されています。このフェロモンは非常に強く、数キロ離れていても嗅ぎつけることができると言われているためです。

ヒート中の女の子の匂いを感じると、男の子は本能で興奮状態に陥ってしまいます。また女の子の方もヒート中は精神的にデリケートな状態のため、男の子に付きまとわれたりちょっかいを出されたりするとトラブルに発展するリスクが高まります。

マウンティングをしてしまう子

現在では、繁殖を目的としていない場合には不妊手術を受けさせるのが一般的です。ですが、男の子が不妊手術を受けても完全に防止することができないのがマウンティングです。

他の犬や人間、あるいはクッションなどを相手にマウンティングをしてしまう子は少なくありません。この場合は性的な意味はないのですが、マウンティングをされた相手はやはり良い気持ちはしません。

中には怒って本気の喧嘩に発展してしまうこともあるので、マウンティングをしないようしつけるのはもちろん、もしマウンティングをしはじめてしまった場合にはすぐに止めに入るなど、注意が必要です。

警戒心・嫉妬心が強い子

社会化やしつけの有無にかかわらず、生まれながらの性格で警戒心や嫉妬心が強い子というのはどうしてもいます。

他の犬が苦手で飼い主さんの後ろに隠れてしまったり抱っこをせがむ子や、近づいてくる相手に吠え立ててしまうといった警戒心が強すぎる子の場合、他の子の「遊ぼうよ!」という誘いに逆上してトラブルになってしまうことがあります。

「せっかく来たんだから遊んできなよ」と無理強いするのは絶対にNGです。またドッグランでは飼い主さんが他の子と関わる場面も多くあるでしょう。嫉妬心が強く、独占欲の強い子の場合、飼い主さんが他の子を撫でたり可愛がっていることにヤキモチを妬いて相手を攻撃してしまうことがあるのでこちらも要注意です。

️最低限守りたいドッグランのマナー

多くのドッグランでは利用時に注意事項を読んで同意のサインをしたり、看板に禁止事項が記載されていたりします。初めて利用する場合にはこれらの注意書きをしっかり読むことが大原則ですが、基本的なマナーとして下記は絶対に守りましょう。

相性を見てからフリーにする

ドッグランに入っていきなり犬のリードを外すことはNGです。まずはリードをつけた状態で他の子との相性を見て、大丈夫そうであればフリーにします。特に初めてのドッグランの場合には慎重に判断する必要があります。リードを外してから何かあった場合、制御が難しくなってしまいます。

ドッグランに犬だけ残していかない

ドッグランに愛犬だけを残していくのは絶対にNGです。飼い主さんが不在の間、何らかのトラブルがあったとしても対応することができません。

またドッグランの中にいても他の飼い主さんとの会話に夢中になっていたり、スマホを見ていたりして愛犬から長時間目を離すということもあってはなりません。愛犬の安全は飼い主さんの責任で守りましょう。

️まとめ

マナーを守って他の子と上手に関わることができれば、ドッグランはとても楽しい場所です。ドッグランデビューの際には愛犬の性格や健康状態などをよく考慮しましょう。


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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 『ドッグランに行ってはいけない犬』の特徴4選 他犬を危険に晒す要注意ワンコの共通点とは…