犬はペットホテルで何をして過ごしているの?愛犬を安心して預けるための選び方まで
ペットホテルやプランの種類
ペットホテルと言っても、運営形態や提供されているサービスにはいくつかの種類があります。代表的なペットホテルの種類とサービスを整理すると、下記のようになります。
1.専門のペットホテル
純粋にペットホテルとして運営しているので、個別ケージの広さや個室タイプといった宿泊施設や、一時預かりから長期預かりなどの宿泊プランの充実に力を入れているケースが多いようです。
2.動物病院に併設されているペットホテル
動物病院の敷地内に併設されているため、施設の衛生管理に信頼性が高く、高齢犬や投薬の必要がある犬も受け入れてくれる、また宿泊中の体調不良にもすぐに対応してもらえるといった点が安心できるペットホテルです。
3.ペットサロンやペットショップに併設されているペットホテル
ショッピングモール内のサロンやショップ内に併設されていることも多く、その場合は買い物中に預けてトリミングなどのサービスを受けさせ、買い物後に連れて帰れるといったような、融通の利く利用の仕方ができるペットホテルが多いです。
4.ドッグトレーナーが運営するペットホテル
しつけ教室やドッグスクールなどに併設されているため、預けている間にプロのトレーナーによるトレーニングを受けられる、併設されているドッグラン等で十分な運動ができる、複数の犬が集まっていてもトレーナーがいるため安心できるなどのメリットが魅力のペットホテルです。日中だけの預かりが多いようですが、宿泊可能な施設もあります。
ペットホテルでの犬の過ごし方
ペットホテルの種類や経営方針、運営体制などによっても異なりますが、多くの場合は個々の犬用に与えられる個別のスペースで過ごすことが基本となります。このスペースはケージの場合もあれば、個室の場合もあります。
個別のスペースでのんびりと過ごす以外に、数十分〜数時間の散歩や施設内のドッグランやフリースペース等での運動や遊び時間が設けられていることが多いです。ペットホテルの施設やサービスプランによっては、運動後にマッサージを受けられる、トレーニングを受けられる、トリミングを受けられるなどの時間が設けられている場合もあります。
宿泊中の愛犬が、食事や運動などをしている様子を写真や動画等にして飼い主さんに配信してくれるサービスも増えてきています。
愛犬を安心して預けられるペットホテルの選び方
評判を聞いて絞り込みを行う
インターネットに掲載されているペットホテルのサイトやSNSの口コミなどを参考に、いくつか候補となるペットホテルを絞り込みましょう。受け入れてくれる条件に愛犬が当てはまるかどうか、料金体系の明確さなどは、こういった情報で確認できます。
特に年齢制限や犬種による受け入れ制限などが設けられていることがありますので、注意しましょう。かかりつけの動物病院のスタッフに評判を聞いてみるというのも良いでしょう。
ホテル内の見学とヒアリングにより決定する
愛犬を預ける前に、実際にペットホテルを訪ねて見学させてもらいましょう。見学を断られた場合は、衛生管理や管理体制に問題があると考えられるため、候補から外すことをおすすめします。
見学する際のポイントは、スタッフの様子や宿泊中の犬の様子です。スタッフが明るく生き生きと働いているか、滞在している犬はストレスなく穏やかに過ごしているかに注目しましょう。また、スタッフが常駐しているか、体調を崩した際の対応はどうするのかといったことを、直接ヒアリングしておくことも大切です。
感染リスクに対応しているホテルを選ぶ
ペットホテルは、不特定多数の犬や猫などが集まる場所です。預ける際に、狂犬病予防注射済票や混合ワクチン接種証明書の提示が義務付けられているなどの、感染症に対するリスク対策が徹底しているホテルを選ぶことも大切です。
一時預かりに対応してもらえる
いきなり長期間の滞在をさせるのは、愛犬にとって強いストレスになってしまいます。できれば、事前にお試しでの滞在や短期宿泊を体験できるホテルを選ぶと良いでしょう。ペットホテル側に、計画的な一時預かりや短期宿泊にも対応してくれるかどうかを相談してみましょう。親身に対応してくれるホテルは、継続して長くお付き合いできるホテルになることが多いでしょう。
まとめ
長期出張や地方での冠婚葬祭などで、数日間家を空けなければならないことがあります。そのような場合に、安心して愛犬を預けられるペットホテルを見つけておくと、愛犬にも飼い主さんにも安心です。
飼い主さん同士の情報交換やかかりつけの動物病院スタッフの評判、SNSの口コミなど、観的な評判を利用して、信頼できて愛犬の性格にもマッチした、信頼できるペットホテルを見つけてあげましょう。
また、普段から愛犬に「マテ」「オスワリ」「フセ」「コイ」などの基本的なしつけを行なっておくこと、ケージの中で穏やかに過ごせるようにしておくことなど、基本的なトレーニングを行なっておくことも、急な留守番への備えになります。
普段からさまざまな状況に対応できるように慣らしておくことは、日常のさまざまな状況に対する愛犬の対応力を養うことにもつながります。日々の生活の中で、楽しみながらさまざまな経験を積ませてあげるように心がけておくと良いでしょう。
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