『吠えにくい犬種』4選 比較的静かな理由や穏やかな性格にするための適切なしつけ方法まで
️吠えにくい犬種
バセンジー
日本ではあまりメジャーな犬種ではありませんが、「吠えない犬」として最も有名なのがバセンジーです。
犬の吠え声といえば「ワンワン」ですが、バセンジーの吠え声は「クゥーン」といった泣き声のような笑い声のような響きでヨーデルに喩えられます。紀元前から人間と暮らしていた古代犬種としても知られています。
パグ
鼻ぺちゃの顔がブサカワなパグは一般的に人懐こく明るい性格で、吠えにくい犬種とされています。パグに限らず短頭種の犬は鼻ぺちゃな顔の構造上、吠えるという行為があまり得意でない傾向があります。フレンチブルドッグも同様です。
キャバリア・キングチャールズ・スパニエル
キャバリアは「キングチャールズ」の名前からも連想される通り、もともとヨーロッパの王侯貴族に愛玩犬として寵愛されていた犬種です。
愛玩犬出身の犬種は人間に可愛がられることが仕事だったため、狩猟犬などの使役犬出身の犬種よりも穏やかで吠えにくい傾向があります。
ゴールデン・レトリバー
「弱い犬ほどよく吠える」ということわざもありますが、まさにその通り、体が小さく力も弱い小型犬ほど警戒心が強くよく吠える子が多いもの。
その観点からいくと、大型犬はその圧倒的な体格からゆったりどっしりと構えており、吠えることはあまり多くありません。特にゴールデン・レトリバーやラブラドール・レトリバーは、人懐こく穏やかな子が多いのが特徴です。
️吠えにくく穏やかな子にするためのしつけ方
社会化期にたくさんの相手と触れ合わせる
警戒心やナワバリ意識が強く、誰彼かまわず吠えてしまう犬というのは、他者との距離感のとり方や適切な関わり方がわからず、いわば疑心暗鬼な状態になっていることが考えられます。
そうならないように大切なのは「他の犬、あるいは他の人間は怖くない」ということを幼い頃から教えることです。社会化期と呼ばれるパピー期になるべく多くの犬や人間と触れ合い、他者との上手な関わり方を学ばせることで人懐っこく穏やかな犬に育つ可能性が高くなります。
運動量を確保する
「吠える」という行為は私たちが思っている以上に体力を使います。そのため意味もなく吠える子というのは体力が有り余っており、ストレス発散のために吠えているというケースがあります。
犬種やライフステージによってさまざまですが、犬は1日の必要運動量が決まっており、運動量が確保されていないと大きなストレスを抱えてしまうのです。遊びやお散歩でしっかり運動量を確保し、心地よい疲れで吠えることなど忘れてしまえれば、穏やかに時間を過ごすことができるでしょう。
要求吠えに応えない
犬の無駄吠えで最も多いのが、ごはんや遊びなど自分の要求を叶えてほしいとねだる要求吠えです。
愛犬可愛さで「しょうがないな」と甘やかしてしまったり、けたたましい吠えるのをやめさせたい一心で要求を飲んでしまうと、犬は「吠えれば自分の要求が通る」と勘違いして学習してしまい、ますます要求吠えがエスカレートしてしまいます。
また要求吠えを「うるさい!」と注意したり、愛犬の方を見たりすることも「吠えれば自分に注意を向けてくれる」と思わせてしまうため禁物です。要求吠えへの対処法はとにかく「無視」することに尽きます。「吠えても何も変わらない」ことを覚えれば、犬は徐々に吠えなくなります。
️まとめ
冒頭でも述べた通り、「吠える」という行為は犬の本能であり、吠えること自体を防止することはほぼ不可能です。
できたとしても犬はストレスを抱えることになるでしょう。愛犬の「吠え」と上手に付き合っていくためにも、愛犬がなぜ吠えているのかをしっかり理解し、吠えなくてはならない状況や環境を作り出さないよう適切に対処していくことが大切です。
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