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また、わざとした行動ではない場合、必要以上に強く叱らず、正しい行動に誘導するようにしましょう。
食べることが好きな犬がご飯を残すとき、犬はわざと残していることがあります。
これは、残すことで違う食べ物を持ってきてもらうことや、ご飯においしいものをトッピングしてもらうことを求めているている行動です。
ちょっとした体調不良などでご飯を残したとき、飼い主さんが食べないことを心配して別の食べ物を出してくれた経験などがきっかけになって、同じことが起こるのを期待しているのです。
様々な種類のドッグフードや食べ物を与えることは、アレルギー予防や偏食予防に役立つと考えられています。
しかし、「犬が残すから」という理由で出す食べ物を変えることをくり返すと、犬がわがままになってしまう可能性があるので注意しましょう。
出したものを食べないのであれば30分程度で下げてしまいましょう。
犬は飼い主さんの気を引いたり、優しくしてもらったりするために“仮病”を使うことがあると考えられています。
ちょっと体をぶつけただけで「キャンキャンキャン!」と甲高い声で鳴いたり、抱っこをしてもらいたくて座り込んだり、後ろ足を引きずって歩いたりといった行動が見られます。
こうした行動は、過去に実際に怪我や病気をしたときに優しくしてもらった経験からおこなうようになるとされています。
ただし、本当に体調が悪いのか仮病を使っているのかは判断がむずかしいので、必要以上にかまいすぎずにしばらく様子を見たり、動物病院でチェックしてもらったりするといいでしょう。
嘘というと悪いイメージがもたれがちですが、犬がつく嘘はほとんどの場合、飼い主さんへの愛情や甘えの気持ちがもとになっています。
「もっとかまって欲しい」「優しくして欲しい」「おいしいものが食べたい」という、当たり前の欲求を表現しているだけなので、「うちの子は性格が悪いのかな?」などと心配する必要はないでしょう。
愛犬の嘘には必要以上に乗らず、過度な対応をしないようにするのがポイントです。愛犬の心理をしっかりと読み取って、甘やかすような接し方はしないようにしましょう。