犬が催促するときに見せるサイン4つ 愛犬からの要求に対して飼い主がすべき対応とは
犬が催促するときに見せるサイン
1.しつこく吠える
しつこく吠えるのは、犬が催促するときに見せるサインです。
飼い主がごはんを用意しているとき、「早く、早く!」と催促して、しつこく吠えてしまうことがあります。
とくに食いしん坊な犬にとっては、ごはんが食べられることが嬉しくてたまらない気持ちが、吠えるという行為にあらわれているのでしょう。
ごはんを催促してしつこく吠えるときは、興奮しています。
早食いの原因になったり、消化不良の原因になったり、喉に詰まらせるなどすることがありますので、おすわりや待てをさせるなどし、落ち着かせてから与えるようにしましょう。
2.飼い主の手や顔や口元を舐める
飼い主の手や顔や口元を舐めるのは、犬が催促するときに見せるサインです。
飼い主が袋や容器からおやつを取り出そうとしているとき、「早くちょうだい!」と催促して、手や顔や口元を舐めることがあります。
ごはんやおやつを与える時間やタイミングではないときに催促されたときは、与えない方がよいでしょう。
とくにおやつは、催促される度に与えていると、食べ過ぎや肥満の原因になりやすいためです。
犬が飼い主の手や顔や口元を舐めて催促するのは、子犬が母犬に食べ物をおねだりする仕草の名残りなのではないかとされています。
犬の口の中に常在するパスツレラ菌は、感染症を起こす恐れがあります。飼い主の手や顔や口元を舐めたとき、傷口から菌が侵入することもありますので、手洗いをしっかり行うなどし、感染症対策をしましょう。
3.手でチョンチョンする
手でチョンチョンするのは、犬が催促するときに見せるサインです。
「お散歩に行こうよ!」と、飼い主の腕や膝を手でチョンチョンしながら見つめてくることがあります。
なかなか要求が通らないでいると、チョンチョンする力が強くなり、飼い主の皮膚にみみず腫れができたり、内出血したり、引っかき傷になってしまうことがあります。
我が家では「早く起きてよ!」と、愛犬が私の頬や額を手でチョンチョンすることもあります。“この方法ならママをすぐに起こすことができるぞ”と考えているのかもしれません。
相手が飼い主だからこそできる行為だと思いますが、怪我を負わせてしまう恐れがあるため、他人に対して行う場合には注意しましょう。
可愛らしい仕草ではあるかと思いますが、「ダメ」「いけない」と声をかけるべきです。
4.目の前で寝転んでお腹を見せる
目の前で寝転んでお腹を見せるのは、犬が催促するときに見せるサインです。
「どうぞ撫でてください♡」と言っているのです。単純に“お腹を撫でられると気持ちがいいから”という理由でもありますが、スキンシップやコミュニケーションがしたいのでしょう。
飼い主が何か作業をしているときなど、“え、今!?”というタイミングで目の前で寝転んでお腹を見せるときほど、催促したい気持ちが強いです。
愛犬のお腹を撫でるときは、皮膚の状態をよく見たり、デキモノの有無の確認をしたり、健康チェックも兼ねてみましょう。
まとめ
犬が催促するときに見せるサインを4つ解説しました。
- しつこく吠える
- 飼い主の手や顔や口元を舐める
- 手でチョンチョンする
- 目の前で寝転んでお腹を見せる
愛犬に「早く!」と催促されたとき、どのような対応をされていらっしゃるでしょうか。可愛い仕草で催促されると、つい応えてあげたくなってしまいますよね。
愛犬をわがままにさせないためには、応えてもよいのか、応えるべきではないのか、見極める必要があります。
とくに食べ物の催促は、愛犬の健康に悪影響を及ぼす恐れがあるため、慎重に行動するようにしましょう。
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