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また、地震や雷などで非常に怖い思いをしたときにも、こうした症状が出ることもあります。
基本的にはすぐに治りますが、何日も続いてしまう場合やぐったりした様子が見られる場合は、動物病院で相談するようにしましょう。
メンタルが弱いと言われる犬は、周囲の状況に敏感で繊細さを持っています。また、自分に自信がなく、不安やストレスを感じやすい傾向があります。
そのような犬と関わるときは、犬を必要以上に怖がらせたり不安にさせたりしないように接することが大切です。
そのためには、その犬が何を苦手としているかをきちんと把握する必要があります。そして、苦手なものに少しずつ慣らしていき、無理なく克服させるようにアプローチするようにしましょう。
あらゆるものに慣らす社会化をすることで、犬がどのような状況でも自信を持って、落ち着いて過ごせるようになっていきます。
犬が怖がっているからと過保護にしすぎても怖がりを助長してしまいますし、怖がっていることを無視するのもNGです。
犬の様子や表情をしっかりと観察して、気持ちを理解しなければなりません。そして、犬が自分で苦手なものを克服できるように、大らかな気持ちで励まし続けてあげることが必要です。
さらに、緊張や不安を抱えている犬のストレスを軽減するために、安心できる場所でたっぷりスキンシップをしたり遊んだりしてあげたりしてくださいね。
犬の性格は、生まれつき持っている気質だけでなく、育った環境や周囲の人との関わりによっても大きく変化します。
繊細なことは悪いことではありませんが、あまりにもメンタルが弱いと、飼い主さんが困ることもありますし、何より犬自身のストレスが溜まってしまいます。
そのため、必要以上の負担やストレスをかけないように、個性に合わせた関わり方を考えていくことが必要です。
さらに、繊細さ故のストレスが減るように、「多くの経験をさせて自信をつける」ということにもしっかりと取り組んでいきましょう。