犬が『ソワソワ』している理由4つ 落ち着きがないときに考えられる原因とは?
1.ストレスや不安を感じている
犬が「ソワソワ」と落ち着かない場合、最も考えられるのはストレスや不安です。生活環境の変化や周囲の騒音などが原因になり得ます。
犬のストレスの原因としては、以下が考えられるでしょう。
- 生活環境の変化
- 屋外の騒音
- 長時間の留守番
- 過度の運動や不十分な運動
- コミュニケーション不足
生活環境の変化では、引っ越しや模様替え、家族構成の変化のほか、花火、近所の工事、雷といった騒音が考えられます。
また「キュンキュン」「クンクン」など不安そうな鳴き方をしているときは不安から落ち着きをなくしている可能性があります。
ストレスや不安の原因を探り、安心できるように環境を整えてあげましょう。
2.楽しいことを期待している
犬がソワソワしている理由のひとつに「期待している」というものがあります。私たち人間にも楽しみなことがあるとソワソワして落ち着かなくなることがあるのと同じですね。
たとえば散歩やおやつ、遊びの時間など。飼い主さんが準備をはじめたのを察知し、これから起こる嬉しいできごとを期待してソワソワする犬もいます。
またいつも同じ時間に散歩に出かけたり、おやつをあげたりしていると、その時間が近づいてくるとソワソワしたり、飼い主さんのまわりをウロウロして「そろそろ時間だよね?」とアピールすることも。
楽しみすぎて気持ちが抑えられなくなっているのかもしれませんね。ぜひ期待に応えてあげましょう!
3.いつもと違う状況に落ち着かない
犬は普段の生活において、生活リズムを守ることを好みますので、環境の変化、新しい場所や物など、いつもと違う状況に落ち着かなくなる場合があります。
たとえば旅行に出かけた、引っ越した、新しいおもちゃを買ってもらった、大好きな人が遊びに来たなどいつもと違う状況に興奮または不安を感じてソワソワします。
また飼い主さんが楽しそうに、お出かけの準備をしているなどいつもと違う行動をしているのを見て「楽しいことがあるのかな?」「どうしたの?」などのワクワク気分からソワソワしてしまうこともあるでしょう。
その逆に不安からソワソワしていることもありますから、その場合は安心して過ごせる場所を用意してあげると良いかもしれませんね。
4.病気の可能性がある
犬が落ち着かなくなる原因には、さまざまな要素が考えられますが、その中には「病気」もあります。
たとえば高齢の犬に多い「認知症」はソワソワの原因になり得るでしょう。
厳密にはソワソワとは違うかもしれませんが、意味もなく部屋の中をウロウロしたり、同じ場所をぐるぐると回ったりといった行動が見られるようになります。見ようによってはソワソワと落ち着きなく動き回っていると感じられるかもしれません。
そのほかに体の痛みや不調があり、不安やだるさを感じて落ち着かなくなっている可能性もあります。
病気の疑いが少しでもあるなら、獣医師の診察を受けるようにしましょう。
まとめ
犬が「ソワソワ」している理由には、ストレス、環境の変化、病気などのネガティブな理由もあれば、これから起こる楽しみなできごとを期待しているなどのポジティブな理由もあります。
いずれにしても、犬は飼い主さんに気持ちを伝えようとしていると考えられます。ソワソワの原因を理解し、適切に対応することが大切です。
たとえばストレスや不安でソワソワしている場合は、その原因を取り除く、もしくは愛犬の気持ちに寄り添い、安心できる環境を提供する必要があります。またポジティブな理由ならぜひ期待に応えてあげましょう。
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