- 週間ランキング
飼い主さんの帰宅は当たり前のこと。不器用というよりも、わざわざ喜ぶ必要がないと思っているのでしょう。
器用な犬は臨機応変に対応することができますが、こだわりが強く、自分のやり方や決まったルーティンでなければ受け入れられない不器用な犬もいます。
これらのように、犬自身が大切にしていることは譲れないのです。何度もルーティンから外れてしまうと強いストレスを感じてしまうでしょう。
この不器用さは「頑固」ともとられがちですが、生活に支障のない範囲で愛犬の意志を尊重してあげると良いですね。
いたずらをしてもまるで「ボクじゃないよ?」とばかりに知らんぷりする犬もいれば、妙にソワソワして犯行現場をチラチラ見てしまうような嘘のつけない犬もいます。
嘘をつくことが器用というには語弊がありますが、自分の気持ちに嘘がつけない正直なワンコなのです。
こうした不器用な犬は、わざと足を引きずり仮病を使う…ということもきっとできないのでしょう。それはそれで微笑ましいものですね。
他のワンコと上手に遊べないのも不器用な犬の特徴です。気になるけどどうやって挨拶したらいいか分からない…といったところでしょうか。案外とそういった犬は少なくありません。
お尻を高くして相手を誘うポーズである『プレイバウ』をされても、不器用な犬はどのように応えたら良いか分かりません。目を合わせて近づいたり、いきなり飛びかかったりするなどケンカに繋がりかねない対応をとってしまうことも。
元々の気質による部分も大きいですが、子犬期の社会化不足が要因ともなります。生後数十日で親や兄弟から離されてしまうと犬同士のコミュニケーション方法が分かりませんので、成犬となっても上手に遊べないのです。
犬は俊敏に走り体を動かすことが大好き、というイメージがありますよね。しかし中には運動が苦手で不器用なワンコもいます。
ボールのキャッチを失敗したり、目の前の障害物にぶつかったり…不器用な犬は体を動かすことが苦手で反射神経も鈍いことが多いためちょっぴりドンくさいといえますね。
いかがでしたか。「うちの子そうかも!」そう思った飼い主さんもいるはず。器用にそつなくこなすワンコももちろん素晴らしいですが、少々不器用なところがあるとより愛おしさが増すのではないでしょうか。
ワンコも十人十色。それぞれの個性を魅力として引き出せるよう、飼い主さんも手助けしてあげると良いですね。