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これは時間をかけてゆっくり食べられるだけでなく、頭を使う遊びにもなるので留守番中の暇つぶしなどにも向いています。
ただし、早食い防止食器も知育玩具も、毎日使っていると慣れてすぐに食べられるようになってしまうことがあります。そのため、いくつか用意しておき、日替わりで使い分けるとさらに効果的でしょう。
食事を与えると一瞬のうちに食べ切ってしまうほど早食いをしてしまう場合、一度に大量の食事を与えるのではなく、少量ずつ回数を増やして与えるようにしましょう。
食事の回数を増やすことで、空腹感を感じにくくなったり食事に対する執着心や焦燥感が薄れたりすることが考えられます。
それによって、落ち着いて食事を食べられるようになる犬も多いようです。また、消化吸収率が上がることもあり、嘔吐や下痢が改善されることも考えられます。
食事回数を増やすことがむずかしい場合は、食事のとき一度に全量をフードボウルに入れるのではなく、小分けにしながら与えてみてください。
1回量を少量ずつ数回分にわけて、ボウルに入っている分を食べ切ったら次の分を入れるようにしましょう。そうすることで喉に詰まらせてしまうリスクが減らせます。
犬にご飯やおやつを与える前に「待て」をさせている家庭は多いのではないでしょうか?
大好きな“ごほうび”が目の前にある状態で、「待て」の練習をしやすいタイミングなので、決して悪いことではないのですが、少し注意しておきたいことがあります。
待ちわびている愛犬の様子が可愛いからと「待て」の時間を過度に長くしてしまうと、犬の食事への渇望感が高まりすぎてしまいます。その状態で食事が与えられると、一気に食べ始めて早食いになってしまう傾向があるのです。
また、多頭飼いの場合は、犬同士が近い状態で与えると「早く食べないと取られる!」と焦りを感じてしまうことがあるので、離れた場所やそれぞれのハウスの中で与えるようにするといいでしょう。
犬は目の前に出された食べ物を食べ切る習性があり、早食いになりやすい動物です。
しかし、早食いは犬の健康や命を脅かす要因にもなるので、できるだけ早食い対策を取り、落ち着いて安全に食事ができるようにしてあげてくださいね。