- 週間ランキング
行き場のない動物達のために、地域猫活動やTNR(野良猫に去勢手術を行った上で元の場所に戻すこと)に尽力しているという投稿主さん。今回の投稿では、愛犬の1匹である『レン』ちゃんの奇跡について紹介しています。
保護される前のレンちゃんは、10年以上リードで繋ぎっぱなしになっていたのだそう。汚物が放置されるなど飼育環境も劣悪だったため、保健所に介入してもらい所有権放棄させたあと、投稿主さんの家族の一員となったといいます。
しかしレンちゃんは、長期間行動を制限されていたことで下半身不随になっていました。ベルトで歩行訓練を始めるも、何度も諦めたくなる状況に陥ったといいます。
それでも諦めずに歩行訓練を続け、時間をかけて立つ感覚を思い出させたところ…。なんとレンちゃんは、ベルトなしで歩けるまでに回復したのです。それは飼い主さんでさえ、予想していなかった変化でした。
自宅に併設されているドッグランには、小さな階段が設置されています。当初は自力でドッグランまで登れなかったレンちゃんですが、今では思いのままに行き来しているのだそう。他の保護犬たちも、温かな目でレンちゃんを見守っているといいます。
現在レンちゃんは推定13歳。すっかりシニアの年齢ですが、これまでまったく知ることがなかった『自由』を謳歌している最中だといいます。自由に移動し、友達と遊び、飼い主さんに甘え…。レンちゃんの満面の笑みからは、そんな温かな生活を心から喜んでいることが分かります。
諦めたくなる状況から奇跡の回復を遂げたのは、レンちゃんの前向きな努力だけでなく、希望を持って訓練してくれた飼い主さんのおかげなのではないでしょうか。
この投稿には「一生懸命に自力で階段を上がる姿を見て涙がでました」「愛をたくさんありがとうございます」「レンちゃんを助けていただきありがとうございます」といったコメントが寄せられています。辛い思いをしてきたレンちゃんには、今までやれなかったこと、楽しいことをこれからたくさん経験して欲しいですね。
Instagramアカウント「baba_ikuko」には、レンちゃんをはじめ保護動物たちの紹介動画がたくさん投稿されています。レンちゃんの近況を知りたい方は、ぜひチェックしてくださいね。
写真・動画提供:Instagramアカウント「baba_ikuko」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。