犬を初めて迎える前に確認しておくべき『ワンコとの相性チェックポイント』7つの項目
犬と人との相性診断
1.犬に充分な運動をさせられる
犬には体力があって活発な犬もいれば、のんびり歩いてニオイを嗅ぐことが好き、人間とふれあうことが好きな犬もいます。
忙しくて犬の散歩時間を確保できない人は、体力のある犬が向いているとは言えません。
体力のある犬種
- ボーダーコリー
- ジャックラッセルテリア
- シェパード
2.犬と過ごす時間を確保できる
犬は孤独を嫌う動物なので、一緒に暮らすなら犬中心の生活になることを覚悟しなければいけません。
日中仕事で犬に留守番をさせることが多いと、ストレスから無駄吠えや体調不良などを引き起こすことがあります。寂しがり屋の犬種は特に問題行動を起こしやすいです。
犬を迎えるなら家族で暮らしていて留守にすることがあまりない人がおすすめです。1人暮らしでは難しいですが、在宅や職場に犬を連れていける人が良いでしょう。
自営業の人は犬をお店の看板犬にするのも良いですね。看板犬には人懐っこい犬種がおすすめです。
寂しがり屋な犬種
- ヨークシャーテリア
- ポメラニアン
- ゴールデンレトリーバー
- ラブラドールレトリーバー
3.飼い主の年齢と体力
これから犬を迎えようとする人が初老やシニアであれば、あまり力が強くなく、運動量の少ない犬が良いでしょう。
犬は10年以上生き、同時に飼い主も歳をとっていきます。大きくて力の強い犬では飼い主がケガをする危険性や、途中で世話ができなくなってしまうこともあります。
他に若い家族がいない場合は小型犬や、成犬の保護犬がおすすめです。
運動量の少ない犬種
- チワワ
- シーズー
- ポメラニアン
4.犬と人の快適な室温が合っている
多くの犬は暑がりであり、近年は温暖化の影響もあってどの家庭にもエアコンが欠かせません。しかし飼い主の中には寒さに弱い人もいると思います。
寒さに強い犬は室温を1年中20℃以下にすることも珍しくありません。寒がりな人や暑い地域に住む人には寒冷地原産の犬と暮らすことは向かないでしょう。
寒さに強い犬種
- セントバーナード
- グレートピレニーズ
- バーニーズマウンテンドッグ
- シベリアンハスキー
5.犬が人懐っこいか自立心が強いかわかっている
犬の性格は個体によってかなり違い、いつも飼い主と一緒にいたいという犬もいれば、ベタベタするのが嫌いなクールな犬もいます。
犬に家庭を明るくてほしいという人は愛玩犬として扱われてきた犬種が向いているでしょう。番犬や相棒のような犬が欲しいという人は主人に忠実な犬種が向いています。
甘えん坊な犬種
- トイプードル
- フレンチブルドッグ
- パグ
- ゴールデンレトリーバー
- ラブラドールレトリーバー
主人に忠実な犬種
- 柴犬
- 秋田犬
- シェパード
6.住まいは戸建てか集合住宅か
犬と暮らすにはやはり戸建ての持ち家が最適です。飼育スペースが充分にとれる、壁等を犬に傷つけられても弁償しなくてすむといったメリットがあります。
最近はペット可の集合住宅が増えていますが、体重に制限があって飼える犬種が限られることが多いです。
戸建てでも集合住宅でも犬の鳴き声や抜け毛で近所迷惑になることがあるので、気をつけなくてはいけません。
これから犬を迎える人は自宅の広さ、ストレスを溜めないように運動時間をとれるかもしっかり考えて選んでください。
7.飼育費用は払えるのか
お金の問題は犬と暮らす上で最も重要と言えます。犬が大きいほど食事や病院代が高くなり、経済的に余裕が必要です。
しかし小さい犬でも定期的なトリミングや服が必要であったり、寿命が長くてその分食事代や病院代がかかったりします。決して安くすむということはありません。
まとめ
犬を迎える前に下調べをすることは必要ですが、実際に飼ってみないとわからないことはもちろんあります。
賢いと思っていたらイタズラ好きだった、ベタベタしないと思ったら甘えん坊だったなど性格は個体によって違います。
ですがどんな犬であっても、犬が一緒に暮らす飼い主のことを大好きなのには変わりありません。迎えた犬とは最後まで向き合って幸せな犬生を送らせてあげてください。
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