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先住犬が亡くなってから、いろはちゃんのことをネットの里親募集で見つけたという飼い主さん。「一般家庭の飼育放棄。後ろ脚が悪い」と書かれていたいろはちゃんにご縁を感じ、お迎えすると決めたそうです。
譲渡には厳しい条件があり、脱走対策をしたり仕事を減らして留守番時間を少なくしたり、いろはちゃんをお迎えするために生活にはさまざまな変化があったと言います。
それでも、いろはちゃんをお迎えして幸せに暮らすためならと、飼い主さんは条件を1つずつクリアしていき、無事にいろはちゃんの譲渡に至りました。
いろはちゃんをお迎えしてからすぐ、環軸椎(かんじくつい)脱臼、頭部頚椎(とうぶけいつい)接合部奇形など、さまざまな病気が見つかり、大きな手術を乗り越えたといういろはちゃんと飼い主さん。
不安が募り、ひたすらいろはちゃんの回復を祈る日々だったと言います。
病気と手術を乗り越え、今は飼い主さんと幸せに過ごしているいろはちゃん。そんないろはちゃんとの経験と暮らしの中で、飼い主さんが「命を迎えるのに必要なこと」について考えます。
いろはちゃんを迎えてから、保護犬について聞かれることが増えたという飼い主さんですが、結論として「どんな子でも可愛いし大切」と話しました。
さらに、「保護犬を迎えるのに必要なのは『覚悟』。でも、その覚悟って、保護犬じゃなくても命あるものを迎えるには必要なものだと思う」とも付け加えます。
「この子のためならどんな苦労でも頑張れる」「この子の幸せを何よりも願う」…。そんな当たり前の家族のあり方こそが「覚悟」なのだと考えているそうです。いろはちゃんについても、「幸せな時間をより多く過ごしてほしい。それが私の幸せでもあるから」と話しました。
また、「保護犬を飼ったというと、たまに"偉いね"いわれることがある」と飼い主さん。そんな言葉に対して「私はただ、この子と家族になりたかった、ただそれだけ」と綴っています。お迎え先や現状はどうであれ、動物を家族にするということにおける「大切なこと」にハッとさせられます。
飼い主さんの芯のある言葉に、視聴者からは「全くその通り!どの子も可愛くて大切」「命を迎えるための覚悟は、どんな経緯の子であっても同じですね」と、賛同の声が多数寄せられました。
Instagramアカウント「ちびヨーキーのいろは in伊豆」では、いろはちゃんと飼い主さんの日常やお出かけの様子などを動画や写真で公開中。幸せたっぷりな家族の様子を、一度覗いてみてはいかがでしょうか?
写真・動画提供:Instagramアカウント「ちびヨーキーのいろは in伊豆」さま
執筆:かもいかも
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。