犬がおもちゃを壊してしまうのはなぜ? その3つの理由から対策方法までご紹介
犬がおもちゃを壊してしまう理由
犬が遊ぶおもちゃは、犬用グッズの中でも消耗品のひとつですね。あっという間に壊れてしまうことがあるのではないでしょうか。
私にも「さっき買ってきたばっかりなのにもう壊しちゃったの!?」と、驚かされる経験が山ほどあります。
(壊してしまうほどたくさん遊んでくれたんだ。)(壊してしまうほど気に入ってくれたんだ。)(壊してしまうほど楽しく遊ぶことができたんだ。)と、基本的にはこのように考えています。
犬がおもちゃを壊してしまう理由は様々です。理由を知って対策すれば、より安全に楽しく遊ぶことができ、愛犬のために購入した犬用おもちゃを長持ちさせることもできると思います。
1.噛むことが大好きだから
犬がおもちゃを壊してしまう理由は、噛むことが大好きだからです。
犬にとって「噛む」という行為は自然なことです。おもちゃは「噛んで遊んでも良いもの」として与えられたものですので、遠慮なく噛んで遊びます。
犬の噛む力はとても強いです。人間の噛む力と比べると、小型犬は5倍、大型犬は10倍もの噛む力を持っているとされています。おもちゃを壊してしまうわけです。
犬用のおもちゃの中にも「噛んで遊ぶこと」を目的としたおもちゃがあります。
超小型犬用から超大型犬用までありますので、愛犬の体の大きさや噛む力に合ったおもちゃを与えることで、長持ちさせることができるでしょう。
2.壊すことでストレスをエネルギーやストレスを発散させている
犬がおもちゃを壊してしまう理由は、壊すことでストレスをエネルギーやストレスを発散させているからです。
若い成犬は体力もありますし、エネルギーも蓄えています。運動量や運動強度が不足しているとき、おもちゃを噛んで壊して遊ぶことで、そのエネルギーを発散しているのです。
また、お留守番中に限っておもちゃを壊してしまうのであれば、不安や緊張、退屈などによるストレスを発散するため、おもちゃを噛んで壊してしまうのでしょう。
運動量を増やす、運動強度を上げる、お留守番環境を見直すなど、壊れるほどおもちゃにエネルギーやストレスをぶつける必要がなくなるよう、対処してあげるとよいと思います。
お留守番中には、知育玩具を与えるのがおすすめです。飼い主の目が離れた状態ですから、誤飲誤食のない安全性の高い知育玩具を選ぶようにしましょう。
3.愛犬に相応しくないおもちゃを与えている
犬がおもちゃを壊してしまう理由は、その犬にとって、相応しくないおもちゃを与えているからです。
超小型犬用のおもちゃを大型犬に与えると、あっという間に壊してしまいます。壊してしまうつもりはなく、いつも通り遊んでいただけで壊れてしまうことがあるのです。
超小型犬用の引っ張って遊ぶおもちゃを大型犬2匹に与えると、お互いが引っ張り合った瞬間、プチッと簡単にちぎれてしまうでしょう。
犬用のおもちゃには、『小型犬用』『中型犬用』『大型犬』と表示されていることがあります。そのおもちゃを使用するための犬の適正体重が表示されていることもあります。
あくまでも目安ですが、愛犬の体の大きさや体重に合わせておもちゃ選びをするようにしましょう。
まとめ
犬がおもちゃを壊してしまう理由を3つ解説しました。
- 噛むことが大好きだから
- 壊すことでストレスをエネルギーやストレスを発散させている
- 愛犬に相応しくないおもちゃを与えている
ぬいぐるみの中綿を取り出して遊ぶことが好きな犬もいますね。壊れたおもちゃの破片を飲み込んでしまったり、その破片で口の中を怪我してしまったり、不安や心配もつきものです。
愛犬におもちゃを壊してしまう癖があるのであれば、おもちゃを出しっ放しにはせず、箱や引き出しに片づけるようにしましょう。
おもちゃで遊ぶ時間を作り、終わったら必ず片づけるようにします。愛犬がおもちゃ遊びを楽しんでいるときは、そっと優しく見守ってあげてくださいね。
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