犬がお風呂に入りたくない時のサイン3つ 大事なのはテンション?飼い主ができる対策法をご紹介
1.逃げ出してしまう
お風呂を嫌がる犬が一番とる行動が、一目散に「逃げる」ことです。
お風呂に入る気配を察知すると、飼い主から逃げようと部屋中を駆け回る子も多いのではないでしょうか。
逃げ回る愛犬を追いかけるうち、つい「追いかけっこ」が始まってしまうことも。逃げていることを忘れて楽しくなってしまう子も多いようです。
しかし、お風呂に入れるたびに追いかけっこが始まってしまうと、私たち飼い主はとても疲れてしまいますよね。
2.隠れてしまう
何か怖いことが起こると察知した犬は、いち早く安全な場所に身を隠そうとします。
ソファやベッドの下、クローゼットの中やカーテンの裏など、とにかく飼い主に見つからないような場所を探して隠れ、気配を消します。
あまりに素早い行動で「さっきまでそこにいたのに…」と困惑する方も多いのではないでしょうか。
愛犬との「かくれんぼ」に付き合わされるのは大変ですが、根気よく探してあげるようにしましょう。
3.その場で動かなくなる
散歩中、ジッと動かず座り込む犬を見たことはありませんか?
犬は行きたくない場所やまだ帰りたくないときなど、意思表示でその場から動かなくなる時があります。
小型犬であれば抱えて連れていけますが、大型犬だと抱きかかえるのも一苦労ですよね。まるで「駄々っ子」のように拒否をする姿はかわいくもありますが、飼い主としては少し困ってしまいます。
犬のお風呂嫌いを治す対策方法は?
犬がお風呂嫌いになるのは、主に
- 水に濡れるのが嫌
- シャンプー中に拘束されるのが嫌
- お湯が熱い、シャンプーが目に入るなどの嫌な記憶
- 自分のニオイが消えるのが嫌
といった理由で「恐怖心」を抱いていることが多いです。
まずは慣れることが大切
お風呂嫌いを克服するためには、お風呂への恐怖心を減らしていくことが大切です。
そのためにまず、短い時間でもいいのでお風呂に慣れてもらうことから始めましょう。いきなり水をかけるのではなく、お風呂場で遊ぶことから始めるのもおすすめです。
まずは足元を濡らすところから
お風呂に入ってすぐ、シャワーで体を濡らすのはNGです。弱めのシャワーを足元からゆっくりかけて慣らしてあげましょう。
音に敏感な子なら、桶を使って手で濡らしてあげるのも効果的です。愛犬のストレスにならないやり方を探してみてください。
また、犬の顔に水をかけるのはやめましょう。よほど汚れているときは、濡らしたタオルで拭いたりして恐怖心を与えない工夫をすることが大切です。
短い時間で終わらせる
一度で全身をくまなく綺麗にしたいという気持ちはわかりますが、長時間お風呂に入れることは犬にとって大きなストレスです。
そのため、なるべく短時間で終わらせるという意識を持って洗ってあげましょう。
お風呂に入る前にブラッシングをしたり、タオルで足を拭いておいたりと準備をしておくことで、シャワーやシャンプーの時間を減らすことができますよ。
まとめ
犬がお風呂を嫌がるのは水嫌いなだけでなく、嫌な思い出があることが原因なケースも。嫌なことを繰り返し経験しても、その記憶が薄れることはありません。
ストレスが強くなると、不調を招いたり攻撃的になったりする危険もあるので注意が必要です。
また、なかなかお風呂に入ってくれないからと愛犬を叱るのもやめましょう。お風呂嫌いを治すためにはまず、飼い主が犬に「お風呂は楽しい場所」であることを教えなければいけません。
遊びの延長のようにお風呂でシャワーができるように、焦らずじっくり愛犬と向き合いましょう。飼い主のテンションが低いまま連れて行こうとしても、犬は感じ取って嫌がってしまいます。
初めのうちはおもちゃやおやつを上手く使うことも、お風呂を「楽しい場所かもしれない」と思わせる効果的な方法です。
愛犬の性格に合わせた対応をして、お風呂嫌いを克服しましょう。
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