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2.犬がおやつを取ろうと立ち上がったり、鼻でつついたりしてもそのまま動かずに待ちます。犬が前足を使って飼い主さんの手に触れたら、手を開いておやつをあげます。
4.飼い主が握った手を出したら、犬がすぐに前足をかけるようになるまで数回くり返します。
5.次に、おやつを握らずに手のひらを見せた状態で犬の目の前に出します。そのまま待ち、犬が前足で触れてきたらおやつを別の場所から取ってあげてください。
6.数回くり返した後、「オテ」と言った後に手を出して5と同じ練習をおこないます。
※おやつを握らずに手を出すと犬が手をかけなくなった場合は、最初の段階に戻って練習をし直しましょう。
犬が「オテ」を覚え始めると、飼い主さんから「オテ」と言われなくても勝手にしてくるようになることがあります。
これは「オテ」をすることで飼い主さんがほめてくれることや、おやつをもらえることを学習している証拠なので悪いことではありませんが、完全に「オテ」を覚えたら毎回ほめる必要はありません。
勝手に「オテ」をすることが「おやつ出してよ!」「もっとかまって!」という要求の行為になっている可能性があるので、それに従ってしまうと「飼い主さんは自分の言うことを聞いてくれる」と勘違いして、ワガママになってしまうことがあります。
あくまで飼い主さんからの指示で「オテ」ができるように、ほめ方や接し方に注意しましょう。
犬に「オテ」を教えるべきかどうかは、飼い主さんの考え方次第です。
絶対に必要なものではありませんが、教えることにはいくつかのメリットがあるので、時間や気持ちに余裕があればぜひチャレンジしてみてくださいね。