愛犬の『ドッグフード』どうやって保存していますか?

みなさんは愛犬のドッグフードをどのように保存していますか?

使い切りの物が多いウェットフードとは違い、ドライタイプのドッグフードはまとまった量が袋に入れられた状態で販売されているため、余った分は飼い主が保存しておかなくてはいけません。

しかし、ドッグフードは誤った方法で保存すると品質が劣化し、食べた犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。愛犬の健康を守るため、飼い主はドッグフードの正しい保存方法を知り、安全な食事を提供するようにしましょう。

『ドッグフード』の鮮度が落ちるNGな保存方法4選

ここからは、ドッグフードの鮮度が落ちてしまうNGな保存方法をご紹介します。もし当てはまる保存方法をしている飼い主さんは、すぐに正しいやり方に変えるようにしましょう。

1.冷蔵庫に保存する

ドッグフードを冷蔵庫で保存するのはNGです。この方法は「やっている」という飼い主さんも多いのではないでしょうか?

冷蔵庫での保存は一見すると安全そうに感じますが、ドッグフードの袋をそのまま冷蔵庫に入れている場合、取り出すたびに温度差で結露が生じてしまいます。

袋の中に生じた結露は、ドッグフードに吸収されるとカビや菌が発生する原因となり、犬が食べてしまうと下痢や嘔吐など体調不良を引き起こすことがあります。フードの食感が損なわれたり、風味が落ちてしまう可能性も高いです。

2.密閉できない容器や袋で保存する

ドッグフードを密閉できない容器や袋に入れて保存するのはやめましょう。

密閉できない容器や袋で保存した場合、ドッグフードは袋の外にある空気の影響を受けて酸化して鮮度が落ち、栄養価に影響が出たり風味が悪くなる恐れがあります。湿気によるカビや食感の劣化、害虫の侵入なども心配です。

「ドッグフードストッカー」として売られている容器であっても、実は密閉できない商品もありますので、必ず確認してから保存容器として使用するようにしましょう。

3.高温多湿の場所で保存する

ドッグフードを高温多湿の場所で保存するのは絶対にNGです。高温多湿の環境はカビや害虫、菌が発生しやすくなり、ドッグフードが劣化する大きな原因になります。

たとえフードを密閉容器に入れていたとして、高温多湿の場所で保管している場合どんな悪影響があるか分かりませんので、絶対に避けるようにしましょう。

4.直射日光が当たる場所で保存する

窓際や屋外など、直射日光が当たる場所でドッグフードを保存するのも良くありません。

太陽の光は想像以上に強力であるため、直射日光が当たっていると容器や袋に入れていても中身まで高温になってしまう可能性が高いです。高温に晒されたドッグフードは酸化による劣化が進み、風味や栄養が損なわれてしまいます。

ドッグフードの正しい保存方法

ドッグフードを保存したい時は、密閉できる容器や袋に入れて常温で保存するのがベストです。

ファスナーがついた袋で販売されているドッグフードならば、パッケージの袋に入れたまましっかり密閉し、直射日光や高温多湿の場所を避けて保存しておくのが良いでしょう。

ファスナーがついていないタイプのフードの場合は、ジップロックや密閉可能なフードストッカーなどの容器に入れ替えて保存してください。

まとめ

ドッグフードの保存方法について解説しました。ドッグフードは大容量の物だとお得感がありますが、使い切るのに時間がかかり正しく保管していても劣化してしまう恐れがありますので、愛犬が1ヶ月程度で食べ切れる量の商品を選んで購入するのがオススメです。

この記事を参考にドッグフードを正しく保存し、愛犬の健康を守るようにしましょう。


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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 『ドッグフード』の鮮度が落ちるNGな保存方法4選 品質劣化を防ぐにはどうしたらいいの?