愛犬がご飯を残す4つの原因 食べてもらうための工夫や注意すべきポイントをご紹介
愛犬がご飯を残す原因
毎回必ずご飯を少しだけ食べ残す犬もいれば、たまに食べ残すことのある犬もいます。我が家では、毎回必ず完食する子と、毎回必ず3分の1程度を食べ残す子がいます。
あなたの愛犬はいかがでしょうか。理由が分からず不安や心配を抱えているのであれば、愛犬がご飯を残す原因を探ってみましょう。
原因が分からなくても大丈夫です。食べてもらうための工夫や注意すべきポイントを解説しますので、ぜひ試してみてください。食べ残しが改善されるきっかけになるかもしれません。
犬は自分自身で食生活をコントロールすることができません。全て飼い主に委ねられています。愛犬がご飯を残す原因は私にあるのかも…と考えてみることも大切です。
1.1回分の量が多い
1回分の量が多いことが、愛犬がご飯を残す原因になることがあります。
1日2回に分けてご飯を食べている犬が多いのではないでしょうか。朝起きたとき、飼い主が帰宅したときの2回です。空腹時間を確保するために朝7時と夜7時など、12時間毎の給餌にしてみましょう。
それでもご飯を残してしまう場合は、1回分の量が多い可能性が高いため、今まで与えていたご飯の量を1割程度減らしてみることをおすすめします。
2.お散歩の後で疲れていて食欲がない
お散歩の後で疲れていて食欲がないことが、愛犬がご飯を残す原因になることがあります。
ご飯を出されたから食べるけど、1回では食べきることができなかった、ということなのではないかと思います。
お散歩や運動の後、すぐにご飯を食べると、消化不良を起こしてしまう犬もいます。食べてもらうための工夫として、よく体を動かした後は、30分程度、体を休めてからご飯を与えてみてください。
3.おやつでお腹いっぱいになっている
おやつでお腹いっぱいになっていることが、愛犬がご飯を残す原因になることがあります。
家族みんながちょこちょこおやつを与えていませんか。こっそりおやつを与えている人はいませんか。
おやつの量は家族の代表者が1日分の量や与えるタイミングを決め、家族間で共有し、管理しなければなりません。
おやつでお腹いっぱいになってしまうと、ご飯を食べ残す原因になるだけではなく、肥満などの生活習慣病の原因にもなります。愛犬の健康寿命を短くしてしまうかもしれません。
注意すべきポイントは、おやつはしっかり食べるけどご飯は食べ残す、ということがないようにすることです。
4.活動量が減った
雨でお散歩に行けなかったとき、高齢になったとき、活動量が減ったことが、愛犬がご飯を残す原因になることがあります。
運動量や活動量によって食欲が変化することがよくあるのであれば、食べてもらうための工夫として、ご飯の量も調整してあげるとよいと思います。
カロリーが少ないのではないか、栄養が足りないのではないかと心配されるときは、食べてもらうための工夫として、少しの量でカロリーと栄養を摂ることができる、高カロリーのウェットフードを混ぜるなどしてみてはいかがでしょうか。
高齢になり、活動量が減り、食事量も減ってしまった愛犬には、ドッグフードの見直しをしてみましょう。少量でも十分な栄養を摂ることができるよう、かかりつけの獣医師に相談されてはいかがでしょうか。
まとめ
愛犬がご飯を残す原因を4つ解説しました。
- 1回分の量が多い
- お散歩の後で疲れていて食欲がない
- おやつでお腹いっぱいになっている
- 活動量が減った
犬の食欲も毎日同じではありません。天気や気温に左右されるときもあるでしょうし、体調や気分によって変化するときもあるのではないでしょうか。
食べてもらうための工夫として、犬用のふりかけ、蒸した鶏肉、茹でたブロッコリー、甘さのあるサツマイモやカボチャなど、愛犬の食いつきが良くなるトッピングをするのもおすすめです。
ご飯を食べ残すようになり、急に体重が減ってしまった、というときは動物病院で診察を受けましょう。
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