犬との暮らしで日常に潜むトラブル5つ　愛犬を守るために安全な環境づくりを心がけよう

犬との暮らしで日常に潜むトラブル

犬と暮らしていると、思わぬトラブルに見舞われることがあります。

飼い主のちょっとした不注意が原因で、愛犬を危険な目に遭わせてしまうこともあるでしょう。第三者の何気ない言葉によって、悲しい思いをすることもあるでしょう。

愛犬を守るために必要なことは何か。安全な環境づくりとは何か。ぜひ一緒に考えてみましょう。

他に誰もいないから…と、公園で愛犬をノーリードで遊ばせていませんか？

他人や他犬にケガをさせてしまったり、愛犬が公園から逃げ出して交通事故に遭ってしまったり、思わぬトラブルの原因になることがあります。

公園の近所に住む人から「ここで犬を散歩させるな！」と、怒鳴られた経験を持つ飼い主も意外と多くいらっしゃるようです。

犬の散歩が許可された公園であっても、しっかりリードをつけましょう。公園は人が利用することを前提とした場所です。ドッグランではありません。ロングリードの使用もやめましょう。

おともだち犬と集まったとき、愛犬が他人からおやつをもらうことがあるのではないでしょうか。

相手も犬の飼い主ですから、無許可ではないと思いますが、実はそのおやつが思わぬトラブルの原因になることがあるんです。

自宅に戻り、このような症状が出た場合には、早急に動物病院へ行きましょう。愛犬が食べ慣れないおやつは、消化不良を起こしやすいです。

愛犬のためにおやつを持ち歩くのは構いませんが、他人からのおやつはお断りする、他人の犬におやつを与えないということが、犬たちの安全を守るために大切なことなのではないでしょうか。

よく目にする愛犬の姿かもしれませんが、ソファーの上り下りが、脱臼や骨折などのトラブルの原因になりやすいです。

交通事故以外、犬の大きな怪我のほとんどは自宅で起きています。とくにソファーから飛び降りたときに起こりやすいです。

愛犬の安全を守るためのアイテムには、ソファーに設置することができる犬用の階段やスロープがあります。

愛犬と一緒にくつろぐことができるよう、ローソファーに買い替えるという方法も、愛犬の安全を守るために必要な環境づくりなのではないでしょうか。

階段の上り下りは、犬の転落事故を起こしやすいです。

「帰宅すると、階段の下で愛犬がうずくまるようにして鳴き叫んでいた」という経験を持つ飼い主がいらっしゃいます。階段から転落し、両手を骨折していたのです。

階段には、転落防止のめの犬用の滑り止めマットが敷かれていたそうです。万全な安全対策、環境づくりではなかったのです。

階段の上り下りはさせない、というのが基本です。器用に上り下りしているように見えますが、人間の体に合わせた構造である階段は、犬の体にとって負担が大きいです。

階段の前にはペットゲートを設置するなどし、上り下りをさせない環境づくりをしましょう。

犬は何でも口の中に入れてしまいます。（これは何だろうか…？）と興味を持ち、噛むことで確かめたくなるのです。

テーブルの上に物が置きっぱなしになっていませんか。床の上に物が転がっていませんか。文房具・化粧品・子供のおもちゃ・乾電池・お菓子の入った袋などを放置していないでしょうか。

飼い主の気づかぬうちに、愛犬が誤飲誤食してしまっているかもしれません。胃を傷つけたり、腸を塞いだり、中毒症状を起こすなどのトラブルが起こるかもしれません。

犬と暮らす環境は、常に整理整頓し、誤飲誤食によるトラブルを起こさないようにしましょう。

犬との暮らしで日常に潜むトラブルを5つ解説しました。

日常に潜むトラブルが、愛犬の健康と命を奪ってしまうことがあります。他人を傷つけ、訴えられてしまうことがあります。

愛犬にはどんなトラブルが起こる可能性があるのかを想定し、日頃から安全な環境づくりをすることを心がけるようにしましょう。

情報提供元：わんちゃんホンポ