犬が『早起き』する理由とは?早朝に起こされてしまうときの対処法とは
犬が「早起き」する理由とは
朝早く愛犬に叩き起こされる、という飼い主もいらっしゃるのではないでしょうか。
早く起きて!と吠えるから近所迷惑になる、という理由で早起きを強いられている飼い主もいらっしゃるかもしれません。
飼い主が起きたら自分も起きる、という愛犬と暮らしている飼い主が羨ましくなってしまいますね。
なぜ犬は早起きなのでしょう。愛犬の早起きに悩まされている飼い主にも納得の理由や目的があるようです。
トイレに行きたいから
犬が早起きするのは、トイレに行きたいからです。外で排泄する犬にとっては、飼い主を叩き起こしてでもお散歩に連れて行ってほしいわけです。
飼い主の寝室で寝ている犬の場合、ドアが閉まっているとトイレまで行くことができません。「あっちの部屋に行きたいよ」「ドアを開けてよ」と起こすことがあります。
夜中にもトイレに行き、トレーやシートが汚れていると、朝起きたときに“汚れているからキレイにして”と起こすことがあります。
お留守番前にたくさん甘えたいから
犬が早起きするのは、お留守番前にたくさん甘えたいからです。
起きた後の飼い主は何かと忙しいです。愛犬のお世話はもちろんですが、家族の朝ごはんを作ったり、仕事に行くための身支度をしたり、愛犬に構っている時間はそう多くありません。
今日もお留守番しなければならないということを分かっているはずなので、飼い主が忙しくなる前に少しでも甘えておきたいのでしょう。
私は目が覚めてから20分~30分はベッドで愛犬たちとまったり過ごしています。起きたらすぐお散歩が待っていますし、朝は何かと忙しくしてしまうものなので、大切なスキンシップやコミュニケーションの時間だと思っています。
日が昇り始めたから
日の出と共に目が覚めてしまう犬もいるようです。
日が昇り始めたら目を覚まし、日が出ている間に活動し、日が沈んだら寝床に入る。動物の本能なのではないでしょうか。
新聞配達をする人の足音、車やバイクのエンジン音などに反応し、早起きしてしまう犬もいるかもしれませんね。
愛犬に早朝に起こされてしまうときの対処法
前章でも書きましたが、日の出とともに目覚めてしまう犬もいます。そのせいで予定よりも早い時間に起こされてしまうとなかなかツライですよね。
そこでここからは、愛犬に早朝に起こされてしまうときの対処法について解説します。
寝る直前に排泄をさせる
夕または夜のお散歩のときが1日の最後の排泄になっているのであれば、12時間程度、次の排泄までに時間が空いてしまっているのではないでしょうか。ぜひ計算してみてください。
寝る直前にも排泄をさせることで、次の排泄までに空く時間を8時間程度(飼い主が寝ている時間分)に短くすることができます。
シニア犬になると、排泄の回数が増えたり、我慢できる時間が短くなったりするため、寝る直前の排泄がより大切になると思います。
朝のお散歩を長めにする
お留守番前にたくさん甘えたくて早起きしてしまう犬の場合、朝のお散歩を長めにするのがおすすめです。愛犬にとっては、飼い主を独り占めすることができる時間なんです。
ただお散歩するのではなく、声をかけながらコミュニケーションを楽しむように歩いてみるとよいと思います。
遮光カーテンをする
日の出と共に起きてしまう犬の場合、遮光カーテンをするのがおすすめです。我が家ではシャッター(雨戸)も閉めてしまうので、私が起きるまで寝室は真っ暗です。
寝室を出て、リビングのカーテンを開けることが、愛犬たちにとっては朝のお散歩の合図になっているようです。
まとめ
今回は、犬が「早起き」する理由について解説しました。
- トイレに行きたいから
- お留守番前にたくさん甘えたいから
- 日が昇り始めたから
愛犬の早起きのせいで寝不足になっていたり、朝がつらくなってしまったりするのであれば、改善したいですよね。
寝る前までに対策できることはないか、今一度確認してみましょう。
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