『忠実な犬』の特徴4選 飼い主への忠誠心が強い犬の共通点や良い関係性を築く方法とは
️ずばり!忠誠心が強いわんこの共通点
1.しつけをマスターしている
「忠実なんだから、しつけなんかマスターしていて当然でしょ」と思う人もいるかもしれません。ですが「忠実だからしつけができている」のではなく、「しつけができているから忠実」なのです。
どんなに忠実なわんこでも、初めて会った人間の言うことをいきなり何でも聞く子はいません。飼い主さんとトレーニングを重ねていく過程で信頼関係を築き、飼い主さんに従っていればまちがいないと感じるまでに至ったからこそ忠実になったのです。
2.愛情をたくさん受けている
「忠実」という言葉を聞くと、武将と家来や上司と部下のようなイメージが強く、何だかビジネスライクな関係なのではないかと思ってしまうかもしれません。
ですが忠実なわんこは飼い主さんから愛情をたくさん注がれており、飼い主さんに対しても無償の愛を注ぐ、相思相愛の関係を形成しています。
3.飼い主さんをよく見ている
飼い主さんに忠実なわんこは、飼い主さんにいつ何時どんな指示を出されても反応できるよう、飼い主さんのことをとてもよく見ています。それゆえに、しつけの基本であるアイコンタクトもとてもよくできています。
4.他の人には厳しいことも?
犬種やその子の性格にもよりますが、飼い主さんに忠実なわんこの中には「飼い主さんには忠実だけれど、他の人には警戒心が強く懐かない」というタイプの子も少なくありません。
とにかく「飼い主さんファースト」なのも、忠実なわんこの特徴の1つかもしれないですね。
️わんこと良い関係を築くには
ではわんこと良い関係を築き、愛犬を忠実なわんこに育てるためにはどうしたら良いのでしょうか。
1.スキンシップや声かけを欠かさない
わんこと信頼関係を築くためには、スキンシップと声かけがなくてはなりません。たくさん撫でてあげて、「大好きだよ」「可愛いよ」とたくさん声をかけてあげましょう。
2.ダメなときには毅然とした態度をとる
愛犬をただ可愛がって甘やかすのではなく、ダメなことをしたときには毅然とした態度でしっかり叱ることが大切です。善悪の判断をわかりやすく教えてくれる相手をわんこは信頼するのです。
3.適度な距離感を心がける
わんこも室内飼いが当たり前になり「ペットではなく家族」という考えも定着してきました。それはもちろん悪いことではないのですが、わんこと人間の距離が近くなりすぎたがために、共依存関係や分離不安などの問題も表れています。
わんことの本当の「良い関係」とは、お互いに自立しながらも尊重し合えることであり、適度な距離感でこそ生まれるということを認識しておく必要があるでしょう。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?近年ではわんこが人間と上下関係を作ることや、家族間でのリーダー論についての考え方は否定される風潮が強くなっています。その観点からすると「飼い主さんに忠実」という表現も現代にはそぐわなくなってきているように感じます。
そもそもわんこに「忠誠心」はあるのでしょうか。人間の価値観に照らし合わせると、確かにそれは忠誠心なのかもしれません。ですが、わんこにとってはそれはただの「飼い主さんへの愛」なのではないでしょうか。
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