犬との散歩中に『歩きスマホ』絶対NGな理由4選 思わぬ事故を引き起こさないために…
犬との散歩中に「歩きスマホ」絶対NGな理由
日本ではスマートフォンを操作しながら歩くことを「歩きスマホ」と言いますが、英語圏では「スマートフォンゾンビ」と言うそうです。
歩きスマホは社会問題であるとされていますね。罰則はありませんが、神奈川県や東京都や京都府の一部の市区町村では、歩きスマホを規制する条例が制定されています。
犬との散歩中、飼い主の歩きスマホが原因でトラブルや事故を起こした場合、損害賠償責任を負うことになるでしょう。
取り返しのつかない結果を招くことがないよう、「歩きスマホ」は絶対にNGな行為です。
1.歩行者に気づきにくい
犬との散歩中に歩きスマホをすると、歩行者に気づきにくいため、絶対NGです。
歩行者と犬が接触し、トラブルになることがあります。登下校中の小学生や杖をついて歩く高齢者に犬が飛びかかっては大変です。
(うちの犬はそんなことしない!)と思われるかもしれませんが、飼い主がスマホに目を向けているときだからこそ、思わぬトラブルが起きるのです。
歩きスマホをしないこと、歩行者とすれ違うときはリードを持つことによって、歩行者と犬との接触やトラブルを避けるようにしましょう。
2.自転車に気づきにくい
犬との散歩中に歩きスマホをすると、自転車に気づきにくいため、絶対NGです。
車やバイクであれば、エンジン音で気づくこともあるでしょう。しかし、自転車は無音です。正直、止まれ標識のある場所で一時停止をする自転車に乗った人は少ないです。
住宅の駐車場から飛び出してくる自転車に乗った子供もよく見かけます。飛び出してきた自転車と犬が接触したらと思うと、恐ろしくありませんか?
車には、危険予測運転というものがあります。常に「○○かもしれない」を予測して運転することで、事故を未然に防ぐというものです。
犬と散歩するときにも必要な心がけなのではないでしょうか。
3.犬が汚物に触れたことに気づかない
犬との散歩中に歩きスマホをすると、犬が汚物に触れたことに気づかないため、絶対NGです。
散歩中、犬が地面を舐めることがあります。他の犬の排泄物を舐めているのです。ニオイを嗅ぐだけのときもありますが、犬の鼻先に他の犬の排泄物が付着することがあります。これは、感染症にかかる可能性のある危険な行為です。
歩きスマホをしないこと、犬に年1回の混合ワクチンを接種させることによって、感染症にかからないようにしましょう。
4.拾い食いしたことに気づかない
犬との散歩中に歩きスマホをすると、拾い食いしたことに気づかないため、絶対NGです。
- からあげ丸ごと1個
- 骨(骨付きチキンのからあげ?)
- 飴玉
- ガム
散歩中、このような食べ物が落ちているのを見かけたことがあります。からあげ丸ごと1個なんて、超小型犬が拾い食いしてしまったら、喉に詰まらせてしまいそうです。
加熱された鶏の骨は縦に割れやすいため、犬の胃や腸を傷つける恐れがあります。
歩きスマホをしていたことで、犬が拾い食いをしたことに気づけないことも恐ろしいですが、何を拾い食いしたのか分からないことも恐ろしいですよね。
犬や猫のうんちかもしれません。ネズミ駆除剤入りのペットフードが置かれる事件も実際に起きています。
歩きスマホは絶対にしない、拾い食いは絶対にさせないようにしましょう。
まとめ
犬との散歩中に歩きスマホ絶対NGな理由を4つ解説しました。
- 歩行者に気づきにくい
- 自転車に気づきにくい
- 犬が汚物に触れたことに気づかない
- 拾い食いしたことに気づかない
なぜ飼い主は愛犬と一緒に散歩をするのでしょう。犬がひとりでは安全に歩くことができないからです。周囲の状況を把握し、犬を安全に導くのが飼い主の役割です。
歩きスマホをしていては、注意力が散漫し、愛犬を危険に晒すだけではなく、他人を傷つけてしまう恐れがあります。
スマートフォンは、お散歩バッグやポケットなどに入れて持ち歩き、画面を見る必要があるときは安全な場所に移動し、立ち止まって操作するようにしましょう。
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