『メンタルが弱い犬』にしてはいけないNG行為5選　飼い主としてやるべきではない行動とメンタルが弱い犬の特徴

「メンタルが弱い犬」にしてはいけないNG行為

メンタルが弱い犬は敏感で繊細です。そんな子に対して飼い主さんがしてはいけないNG行為があります。犬全般に当てはまる行為でもありますので、愛犬と接する際は気を付けましょう。

繊細な子にガシガシと強いタッチで触れるのは控えましょう。飼い主さんの乱暴な仕草に戸惑い、（何か悪いことしたかな？）と不安を感じるかもしれません。

とはいえ、もちろん犬はスキンシップが大好きなので、優しく撫でてくださいね。

おおらかな子であれば特に気にしませんが、メンタルが弱い犬の場合、急に触られることにストレスを感じます。

あくまで「突然」が苦手なので、触る前に名前を呼ぶなど一声かけてからスキンシップを図るようにしてください。

飼い主さんの乱暴な仕草の他にも、大声かつ早口でまくしたてるように叱ることもNGです。

繊細な犬は、飼い主さんの表情や仕草にとても敏感です。叱るときの声のメリハリは必要ですが、必要以上に大声、早口な口調はやめましょう。

犬はもともと環境の変化に弱い動物です。その中でも前述の通り、メンタルが弱い犬はなおさら適応することが苦手です。

引っ越しなどの大きな変化はもちろん、部屋の模様替えも頻繁に行うことは避けたほうがよいでしょう。

メンタルが弱い犬の多くは、ひとりでいることが好きではありません。寂しがり屋で不安を抱えやすいのでしょう。

留守番中の突然の物音にパニックになるかもしれません。長時間の留守番は極力控えることをおすすめします。

犬も私たちと同じように個性がありますし、子犬期の社会化が不十分だと、繊細で神経質な性格になる犬もいます。

そのようなメンタルが弱い犬には、下記のような特徴が見られることがあります。愛犬に当てはまる項目がないか確認してみましょう。

このような特徴からもわかるように、メンタルが弱く繊細な犬は「変化」が苦手です。些細なことにも必要以上に警戒し、緊張状態がストレスとなって体調を崩してしまうこともあるのです。

繊細で神経質な子は必要以上に周囲に敏感になっています。飼い主さんから見ると「こんな些細なことで？」と思う事柄が、本人にとっては怖くて仕方がないのです。

また、そのままにしておくと「分離不安症」や「常同障害」といった病気へとつながることも。

克服させたいと無理をさせることは、犬にとってストレスでしかありません。それよりも、飼い主さんの包容力が大切です。愛犬が心身ともにリラックスできるように、優しく撫でたりこまめに話しかけることはもちろん、気持ちよさそうな箇所をマッサージしてあげることもおすすめです。

また、愛犬の自信をつけさせるためにもたくさん褒めてあげましょう。

繊細で「メンタルが弱い犬」であっても、大切な愛犬に変わりはないはずです。

今回解説した内容を参考に、愛犬の個性を尊重しながら落ち着いて過ごせるよう、環境を整えて優しく接してあげてください。

情報提供元：わんちゃんホンポ